韓国ドラマ「海神(ヘシン)」 38話

韓国ドラマ「海神(ヘシン)」 38話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:チェスジョン(チャンボゴ/クンボク役)、キムフンス(チョンニョン:クンボク友)、チェシラ(チャミ夫人役)、ソンイルグック(ヨンムン役)、スエ(チョンファ)、チェジョンアン(チェリョン役:ソルピョンの娘)、パクヨンギュ(ソルピョン役:商人)、チュンダル、ヨナ、イジェヨン(チョジャンギル役:剣闘士商人)、キムイジュン(ペクハジン:チェリョンの護衛)、キムカブス(イドヒョン役:海賊、商団)

海賊を一掃し、ヨンムンを捕まえ、青海に帰港するチャンボゴ。
ヨンムンを王宮に護送しないといけないと言うチョジャンギル商団長に、チャン商団長は海賊を一掃する全ての権利を受けました。直接処断しないといけませんと反対する師匠。
ヨンムンを王宮に護送する意味が分からないのか。チャン商団長は、国軍でもできないことをやった。王室が望んでいる海賊退治をしたから、王宮の貴族は勿論、新羅人の全てがチャン商団長を知らないといけない。チャンボゴという名前を新羅全土に知らせれば、今後商売するにも大きな力になると言うチョジャンギル商団長。名声を得たくて、海賊を一掃したのではありませんと言うチャンボゴ。
ヨンムンをどうするかは、もう少し考えます・・・と出て行くチャンボゴ。

ヨンムンを自分の寝室に呼び、一杯やるか・・・とヨンムンに酒を注ぐチャンボゴ。
考えてみれば、知ってからの長い歳月、酒一杯も交わすことはなかった。恩讐でなければ、一生の友になっていたはずだと言うチャンボゴに、青海で剣術を教えてくれと願ったお前が俺の人生で初めての友だった。海賊であることを後悔したのもお前に会ってからだった。しかし、絡まった俺達の因縁を取り戻す方法はなかった。チョンファお嬢さんを知ってからお前とのことが苦痛になった。その苦痛から逃げ出す方法はお前を殺すことだけだった。俺達が酒一杯交わすことがなかったことは俺も残念だ。もう、殺せ・・・と言うヨンムン。

昔、イサド本陣から生きて出た時、お前が俺が死ぬよりも苦しむだろうと言った。もう、その苦痛をお前が受ける番だ。一時、仕える主人が違い、運命が変わったと考えた。お前を恩讐だと知っていても、イ商団長に仕えないといけないお前の立場が惜しいと思った。しかし、イ商団長の剣になり多くの人を殺した。お前が弁解したとしても、多くの人の心に恨みを植えつけた海賊だ。俺はお前を殺さない。お前に対する恨みを、お前を生かして晴らす・・・と言うチャンボゴ。

ヨンムンを殺しません。顔に印を押し、一生、奴隷として生かせる・・・と配下に言うチャンボゴ。

・・・2年後・・・
ヤンジュで・・・。
海外取引で大成功するチャンボゴ。
商団長会議を開き、禁止している奴隷売買をしている商団長を除名するチャンボゴ。

王の要請で、王宮に向かうチャンボゴ。
海賊を一掃した貢献を称えたかったが、お前の身分で反対する貴族達の為にお前に会うのが遅れた・・・と言う新羅王。俺は腐った貴族を排除し、新羅王室を立て直そうと思っている。お前が俺を手伝え・・・と言う新羅王に、有難いのですが、私は、奴隷の出身です。そんな私がどうして王様を助けられますか・・・と言うチャンボゴに、チャンボゴを青海の長官に任命し、兵1万を持つ権利を与える・・・と剣を渡す新羅王。
命を掛けて、王様の命を受けます・・・とチャンボゴ。

チャンボゴに会うムジンチュ道督キムヤン。
これから貴族との戦いになる・・・。俺と志を共にするなら、王宮について知らないチャン商団長の目になってやる。兵を1万持つ権利を与えられ、莫大な財物を持っているチャン商団長が俺を応援してくれと言うキムヤンに、王宮の政治には関係しませんと答えるチャンボゴ。
キムジンを応援しているじゃないか・・・と言うキムヤンに、キムジン様が私によくしてくれているだけで、私はキムジン様に何もしてあげていませんと答えるチャンボゴ。チャミ夫人の野心なら、道督とお似合いだと思いますと言って去るチャンボゴ。

海を眺めるチャンボゴの前にチョンファ商団長が・・・。
おめでとうございます。私との因縁を持っていたら、このように大きな事を成し遂げられなかったと思います。私に対する思いを忘れたことは良かったと思いますと言うチョンファに、私の心は変わらないのに、どうしてそんなことを言うのですか・・・と言うチャンボゴ。
大きなことを成す為には、小さなことは忘れないといけません・・・とチョンファ。
大きな任務を受けた事を祝福します…と言って去るチョンファ。次話へ。