「アラン使道伝」12話(イジュンギ・シンミナ主演)

「アラン使道伝」12話(イジュンギ・シンミナ主演)

イジュンギ(ウノ役:キムウンブ大監の庶子、幽霊を見ることが出来る能力を持つ)、シンミナ(アラン役:幽霊、自分の死の原因を解明する為にこの世に残った幽霊)、ヨンウジン(ジュウォル役:チェ代官の養子、アランの元婚約者)、グオンオジュン(トルスイ役)、ファンボラ(バンウル役)、ハンジョンス(ムヨン役:死神捕獲隊隊長)、ユスンホ(玉皇上帝役:天帝)、ホンリョン(吸血鬼?、狼女?、悪霊?)

チェ代官の離れで。
ホンリョンの部屋の扉を開けようとする所へ、ジュウォル(ヨンウジン)が・・・。
ここは、父の部屋はここではありません。ここは神聖な神殿です。使道だといっても、勝手に動き回る権利はないはずですとウノ使道(イジュンギ)に言い放つジュウォル(ヨンウジン)。

ホンリョンの部屋で。
私が望んでいるものは、あの娘(アラン)の霊魂じゃないわ。身体よ。どういう意味かわかるわよね。身体はあの娘だけど、その中身は私になるの。どっちにしろ。あの娘はお前のものにはならないとジュウォル(ヨンウジン)に言い、短剣を渡すホンリョン。

チェ代官の館で。
チェ代官を動かせる為に、無数の骸骨が埋められていた穴で見つけた黒布のお布施を持って、代官の家に同じものがあるとはどういうことだ・・・とかまをかけるウノ使道(イジュンギ)。
チェ代官の館を出て、アラン(シンミナ)が連れて来た幽霊達をチェ代官の館に潜入させようとするが、結界がはられていて入れないのであった。

ウノ使道(イジュンギ)の部屋で。
もしかして、あのお布施は幽霊を防ぐお布施なのかしら・・・どうして、幽霊を・・・と言うアラン(シンミナ)に、一旦、幽霊が入れる方法を考えなければいけないと言うウノ使道(イジュンギ)だが・・・。

ホンリョンの部屋で。
あの娘が望むものを探し出せとジュウォル(ヨンウジン)に命じるホンリョン。

アラン(シンミナ)の部屋で。
夜、アラン(シンミナ)の部屋に忍び込むジュウォル(ヨンウジン)。
出来る。どうせ手に入れることができない娘なら、何でもない。百回殺しても、また生き返る娘だ。躊躇する理由はない・・・と短剣を取り出し・・・刺そうとするが、刺すことができず・・・去るジュウォル(ヨンウジン)であった。

ウノ使道(イジュンギ)の館で。
私は色々な人を苦しめているみたい。早く終えて行く方がいいみたい。じゃ、行くわというアラン(シンミナ)に、俺も当惑しているんだが、何で俺がそうなのかは後で考えることとして、一旦はこれからすることに決めた。お前を好きになるなと言ったが、俺はお前を好きになる・・・アラン。お前が感じるように、考えるように行くと言ったじゃないか。誰が何と言おうと・・・と言うウノ使道(イジュンギ)に、それが今私達にどういう意味があるの。私の正直な気持ちを知りたいというの。私は、使道と同じ気持ちじゃないわ。だから、使道も・・・と言うアラン(シンミナ)。
去って行こうとするアラン(シンミナ)の腕を掴み、最後だ・・・と言うウノ使道(イジュンギ)。

次話へ。