「アラン使道伝」13話(イジュンギ・シンミナ主演)

「アラン使道伝」13話(イジュンギ・シンミナ主演)

イジュンギ(ウノ役:キムウンブ大監の庶子、幽霊を見ることが出来る能力を持つ)、シンミナ(アラン役:幽霊、自分の死の原因を解明する為にこの世に残った幽霊)、ヨンウジン(ジュウォル役:チェ代官の養子、アランの元婚約者)、グオンオジュン(トルスイ役)、ファンボラ(バンウル役)、ハンジョンス(ムヨン役:死神捕獲隊隊長)、ユスンホ(玉皇上帝役:天帝)、ホンリョン(悪霊)

ウノ使道(イジュンギ)の館で。
お前を好きにならないと言ったが、俺はお前を好きになる。アラン・・・と言うウノ使道(イジュンギ)に、私達に何の関係があるというの。私は使道と同じ気持ちじゃないの。だから・・・と言うアラン(シンミナ)。去ろうとするアランの腕を掴み、最後だ。それがお前の正直な気持ちかと聞き返すウノ使道(イジュンギ)にそうと言うアラン(シンミナ)であった。

天上で。
私が何をすればいいのか。教えてくださいと言う死神ムヨン(ハンジョンス)に、短剣を渡し、心臓を貫かなければならない。ただ1回だけ有効だと言う玉皇上帝役(ユスンホ)。
ひとつだけ聞かせてください。私だけがあの娘の存在を失くすことができるといいましたが、理由は・・・と聞く死神ムヨン(ハンジョンス)に、血筋だからだ。血筋の縁を切ることができる強い意志だけが、あの娘を滅することができるのだと答える玉皇上帝役(ユスンホ)。

ホンリョンのアジトの近くで。
外で、ホンリョンと鉢合わせする死神ムヨン(ハンジョンス)。
久しぶりね。300年ぶりかしら。あなたはそのままね。私は変わったでしょ。人間の身体で生きているから、見てのとおりだわ。だけどいいわ。人間だから・・・と言うホンリョン。
人間は、宿命的に欲望を持つようになる。欲を得れば、もっと大きな欲を望むようになる。お前は、今、人間として一番大きな欲を得ようとしていると言う死神ムヨン(ハンジョンス)に、永世・・・それのどこが悪いというの。死なないで、生きていこうとしているのに・・・と言うホンリョン。
その為に、沢山の人を殺しているじゃないか・・・と短剣を抜く死神ムヨン(ハンジョンス)だが、近づいてその短剣を掴み、私は何もしないわ。お兄さん。だから、この上帝の剣を私の心臓に刺して・・・と微笑むホンリョン。刺すことができない死神ムヨン(ハンジョンス)。また会いましょうと去って行くホンリョンであった。

ホンリョンのアジトで。
秘密の隠し扉を扇を使って開けるウノ使道(イジュンギ)。
保管してある壺をひとつ持ち出し・・・。

ホンリョンのアジトの近くで。
アラン(シンミナ)を見つけ、ここにいては駄目だと連れ出そうとするジュウォル(ヨンウジン)だが、誰なのとホンリョンが・・・ジュウォルの母です。いつか家に遊びに来て・・・と戻って行くホンリョン。

ムダン(巫女)の家で。
壺を開く方法を探すように、ムダン(巫女)に頼むウノ使道(イジュンギ)。

次話へ。