「大王の夢」50話 51話

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「大王の夢」50話 51話

チェスジョン/青年期 チェサンウ(キムチュンチュ王役)、キムユソク/青年期 ノヨンハク(キムユシン役)、パクジュミ/青年期 ソンジュア(善徳女王:トンマン王女役)、イヨンア/青年期 キムヒョンス(スンマン皇后役)、チョンドンファン(キムヨンチュン役:キムチュンチュの父)、チョギョンスク(チョンミョン王女役:キムチュンチュの母)、チョソヨン(ポリ宮主役)、リナトグレース(ウンミョン皇后役)、ミンジア(ポフィ役)、チェイルファ(キムリヒョン役)、新羅真平王、金色狐(刺客)、ビヒョンラン(鬼門の首領)、葛文王(カルムナン王)、上大等(サンデドゥン:キムユシンの祖父)、ポブミン:チュンチュの息子

【50話】

唐の皇帝の御前で。
国土が小さくて、民が少ないからといって、天命を受けた大儀がどうして違いがありましょうか。新羅は創立された後、18代の大王が徳業日新、網羅四方の思想で、100年続いて来た国です。私にどの国の民として生まれたいかと聞かれれば、天の志を成す新羅の民として生まれたいと答えることでしょう。皇帝は天命を受けて、中原を平定し、トルゴル、南蛮を含め、四方を統一する偉業を成し遂げられました。陛下、高句麗討伐をやめてください。討伐を強化されれば、世界平和が崩れ、民の慟哭が満たされることになるでしょう。君主は徳を持って、民の苦痛を取り除いてあげないのが道理なのに、力のない弱い国の使者だからといって、口を塞がせるなら、それは唐国の恥であり、世界の笑い者になるということがどうしてわからないのですかと言い放つキムチュンチュに、朕は高句麗のヨンゲソムンを討伐し、天の悩みを取り除くとしているのに、朕の大儀を批判するのかと言う唐の皇帝。

三韓統一を成し遂げる事は、三韓の君主と民が成し遂げないといけない大儀です。皇帝が中原を制定したことが天命であるように、三韓の平定を成し遂げることも、天命なのですと言うチュンチュに、大笑いしながら、使者の分際で朕をたしなめようとするのかと言う唐の皇帝。

高句麗討伐を続けるなら、天命が離れ、民が背を向けてしまうでしょう。どうか聞き入れてくださいと言うチュンチュに、新羅女王がお前みたいな忠臣を側においているとは、幸せな君主だな。新羅の使者キムチュンチュを貴賓として接待しろ。俺はキムチュンチュと天下を論じることにしようと言う唐の皇帝であった。

【51話】

チュンチュの家で。
お前が唐皇帝の力を借りて、三韓を平定するという噂が本当だったのかと聞くキムユシンに、三韓が自ら平定できないなら、この方法しかないと答えるチュンチュ。
俺を信じられないのかと言うユシンに、大王陛下には話した。高句麗と内通した者の目と耳を避けるためには、どうしようもできない措置だったと答えるチュンチュ。
今回の件で、今まで積み上げて来たことが一夜で崩れるかもしれない。お前が唐皇帝の犬だと、後指さされる地獄をどうやって耐えるというのだと言うユシンに、兄貴、二人で誓った大儀の前に、少しの恥ずかしさもない。数百年に及ぶ三韓の戦乱を終え、民を苦痛から解放できるなら、俺の名前が汚れることなんて怖くない。兄貴もそう信じてくれると信じていると言うチュンチュであった。

スンマン女王の御前で。
ここは新羅の朝廷なのか、唐皇帝の傀儡なのか。この国の運命を唐皇帝に委ねようとするキムチュンチュの罪を何故問わないのだと反対するキムユシン。
国に対する自尊心なくして、どうやって敵と戦うのだ。俺と俺の配下の兵士は、決して、唐皇帝のために、唐の服を着て戦うことはない。新羅王室が唐の年号を使い、忠臣達が唐の服を着て、唐の操り人形になる以上、二度とソラブルの地に足を踏み入れることはない。北韓山で新羅統一と三韓統一を誓ったあの時のキムチュンチュに戻らない限り、お前に会わないとキムチュンチュに言い放ち去っていくキムユシンだった。

次話へ。

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