「獄中花・オクニョ・オンニョ」20話

「獄中花・オクニョ・オンニョ」20話

チンセヨン/子役 チョンダビン(オンニョ役)、コス(ユンテウォン役:ユンウォニョンの庶子)、キムミスク(文定王后役:中宗王の王妃)、チョンジュノ(ユンウォニョン役:文定王后の弟)、パクチュミ(チョンナンジョン役:ユンウォニョンの妾)、ユンジュヒ(イソジョン役:妓女)、キムスヨン(ユンシネ役:チョンナンジョンの娘)、チョングァンリョル(パクテス役:チョンガンジョ・趙光祖の弟子)、チェテジュン(ソンジホン役:捕盗庁庁官、パクテスの孫)、チョンウンピョ(チチョンドゥク役:チョノクソ・典獄署の官吏・オンニョの養父)、チュジンモ(イジハム役:学者、オンニョの師匠)、チェミンチョル(チョンデシク役:典獄署署長)、イムホ(カンソノ役:捕盗庁武将兼チェタミン(諜報員))、イヒド(コンジェミョン役:商団大行首)、カンミノ(キチュンス内禁衛役:文定王后直属護衛)、シュリ(チョンドン役:スリ)、ソ・ハジュン(明宗役・お忍名:暗行御史イギジュン)

コンジェミョン商団の店を配下を使ってつぶすチョンナンジョン。

明宗王の執務室で。
もしかして、オンニョという娘を知っているか。その娘がチェタム(諜報員)だったと聞いたのだが・・・と聞く明宗王に、何でオンニョを知っていらっしゃるのですかと聞き返すカンソノ。
隠密行動をしていた時に偶然出会った。知っていることを全て話してくれと言う明宗王に、処刑される運命だったのを助けたのは文定王后です。理由はパクテス様の弟子だったからです。チェタム(諜報員)を辞めて、典獄署茶母に戻ったのも、文定王后が配慮してくれたからですと話すカンソノ。

ユンウォニョン大監の家で。
オンニョがソンジホン捕盗庁捜査官にあってから、自分の娘に婚約破棄を言い出したことを知り・・・
大監が提案するようにテウォンを牢獄から出してください。代わりにオンニョを官奴婢にしてくださいと話すチョンナンジョンに、オンニョは王后がバックにいる娘じゃないか。その娘を官奴婢にしたら王后が黙っていないと言うユンウォニョン大監だが・・・わかったと。

キチュンス内禁衛の執務室で。
オンニョが今典獄署に囚われています。キチュンス内禁衛に話すチチョンドゥク典獄署官吏だが・・・。
既に、ユンウォニョン大監からオンニョを官奴婢にするから、文定王后の耳に入らないようにしろ・・・と脅迫されているのであった。どうすることもできない。二度と訪ねてくるなとチチョンドゥク典獄署官吏に言い放つキチュンス内禁衛。

典獄署で。
裁判で今回の件の罪を全てオンニョに被せろ。そうすればお前は助かる・・・とチョンデシクに話すチョンナンジョンの兄。

典獄署の監獄で。
官奴婢になるのが怖くないのかと聞くユンテウォン行首に、怖いです。私が官奴婢になれば、別れなければならない人が・・・皆に二度と会えないと思うと本当に怖いです。だけど、どんなに心配しても私が出来ることはありません。今、私の立場でできることは何もないんです・・・と泣くオンニョであった。

裁判所で。
罪人コンジェミョンとユンテウォン、典獄署署長チョンデシクと結託した罪は軽くはない。しかし、賄賂の額が少なく、労働の一部を罪人に差し出したことを鑑みて、50回叩きの刑とする。ただし、代わりにお金を払えば釈放すると判決を出す裁判官。
罪人チョンデシク、典獄署の罪人の労働を私的に流用し、賄賂を受け取った。しかし、賄賂の額が少なく、労働の一部を罪人に差し出したことを鑑みて、2か月の給料をはく奪し、典獄署官吏に格下げするという裁判官。
罪人オンニョ、チョンデシクの賄賂を管理し、国の機密を利用し、塩の納品をした。官奴婢とすると判決を下す裁判官。
罪人オンニョに対する判決は厳しすぎます。判決を取り消してください・・・裁判官に言うソンジホン捕盗庁捜査官だが・・・。

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