韓国ドラマ(大祚栄:テジョヨン)74話

KBS韓国ドラマ(大祚栄:テジョヨン)74話のあらすじ(ネタばれ)です。

今まで生きて帰って来た者がひとりもいないキブ山の人間狩りに、テジョヨンが連れて行かれることを知ったチョリンは、スジョン(ポジャン王の姪)に短刀を渡し、テジョヨンに渡すように言うのであった。
テジョヨンに会い短刀を渡すスジョン。必ず生きて帰ってくると約束するから自分の心配をしないで欲しいとスジョンに告げるテジョヨン。

キブ山に連れて行かれるテジョヨン、コルサビウ、フクストル達。
テジョヨンに、明日は俺が狩人で、お前が狩られる獲物になる。酒でも飲め。早く死なずに、長く生きろという酒だと笑うイムン将軍。

各民族の代表に、高句麗の捕虜は自分が率いる。各自、新羅、百済、マルカルの捕虜を率いてくれと言うテジョヨン。絶対に山頂に登るな。今までキブ山の捕虜が絶滅したのはその為だと言うコルサビウ。もうひとつ、夜まで各自隠れていないといけない。その後に約束した場所に集まれと言うフクストル。
次の日はどうすると言う囚人に、今は生き残ること意外考えるな。脱出するか、戦うか、生き残った後に考えればいい。ここにいる者は唐と戦って捕まった者だ。国と民の為に出陣すると考えろと言い放つテジョヨン。

人間狩りの日が来た。
キブ山に逃げる囚人達。囚人を殺す唐兵。
山に登ったら絶壁だ。行ってはいけない。信じてくれと叫ぶテジョヨンだが、俺は百済人だ。俺は新羅人だ。構うなと登って行く囚人。

洞窟で。
生き残った者だけでも、お互いに信じるしかないと言うテジョヨンに、素手で戦うことはできないと言う囚人。懐から短刀を取り出し、竹があるから、竹をこれで切って武器を作る。必ず我々が勝利すると言い放つテジョヨン。

あいつらは素手だ…とテジョヨン達に迫る唐兵。
竹槍で戦うテジョヨン達。退却する唐兵。

洞窟で。
地図を見ながら、ヤツらがここを守っている以上、キブ山から出る道がない。最後まで頑張って、どんな方法を使っても抜け出ないといけないと言うテジョヨン。
何で戻って来たのか。捕虜と一緒に出ると言った約束の為かと聞く囚人に、そうだ。俺、ひとりでは生き残らない考えだと言うテジョヨン。

捕虜が集まっているという情報がテジョヨンに入る。
よく来た。よく生き残った。武器を作った。お前たちにも分けると言うテジョヨンだが、新羅も百済も、高句麗に従う訳にはいかない。逃げ道を探すと行こうとする百済人、新羅人達。

お前達が言うように、唐と戦うのはバカなことかもしれない。
しかし、ここにいる高句麗、百済、新羅、マルカル、トルゴル、コランの全ての力を合わせれば、我々は必ず勝てると言うテジョヨン。

全ての力を合わせても無理だと行こうとする囚人達に、ここを見ろと手を切るテジョヨン。
この血を見てくれ。生まれた所がどこであっても、どの国の軍服を着て戦ったとしても、俺の血はお前らと同じだ。この血の中に、同じ情熱がある。生きようとする欲望だ。出身を口実に逃げようとするヤツは必要ない。臆病者は行け。全て行けと叫ぶテジョヨン。次話へ。