韓国ドラマ(銭の戦争)最終回

SBS韓国ドラマ(銭の戦争)最終回のあらすじ(ネタばれ)です。

【主要登場人物】パクシニャン(クムナラ役)、パクジニ(ソジュヒ役)、キムジョンファ(イチャヨン役)、シンドンウク(ハウソン役)、イヨンウン(ウンジ:ナラの妹)、マドンポ(ヤミ金融)、トクコチョル(ヤミ金融)、ポン女史(ヤミ金融:チャヨンの祖母)、ヤクザのNo.3キムドング

300億ある。ブルーエンジェルを買収することもできる。世間に復讐することもできる。どうする。受け取るか。その代わりに、チョンサリを守れなかったら、お前の命を差し出さないといけないと言うトクコチョル先生に、そのお金は受け取れませんと言うナラ。

自信がないのかと聞く先生に、300億ならブルーエンジェルを買収できるでしょう。正直怖い。このお金には多くの人の汗、涙、絶望、希望、煩悩が入っているので、その人達の人生を持って賭博をすることはできないと言うナラ。

チョンサリを守るという約束はどうするんだと言う先生に、先生のチョンサリじゃなく、クムナラのチョンサリを作ります。それが、先生との約束を守ることじゃないですか。集金に行きますと言うナラ。
お金で世間に復讐するという志は辞めたのかと聞く先生に、考えてみたら、世間に恨みがないと出て行くナラであった。

友達から金を借りてナラに返すジュヒ。
どこから出てきたのかと聞くナラに、ヤミ金融から借りたと言うジュヒ。
ヤミ金融が怖いのが分からないのかと言うナラに、クムナラ氏がもっと怖いのが分からないのかと言うジュヒ。クムナラ氏、今まで楽しかった?と聞くジュヒに、お陰でと答えるナラを殴るジュヒ。
私は貴方が本気だと思っていたのに…、私は貴方が好きだった…と去って行くジュヒ。

ブルーエンジェルの金利が突然上がって、債務者が自殺したという記事が…。
ハウソンを訪ね、お前が望んでいたことはこんなことだったのかと叫ぶナラだが…。
ヤクザのNo.3キムドングに殴られるナラ。

ポン女史を訪ねるハウソン。
取引したい。金を貸してくれ。ナラ氏が50億持って来た時、お金を見て取引するんで、人を見てすんじゃないと言ったでしょ。自分の株を担保にすると言うハウソンの提案を呑むポン女史。

ブルーエンジェル…、ポン女史が買収するみたいだ。大変な銭の戦争になりそうだ。またお金の為に誰かが死ぬかもしれない。チョンサリを担保にして借りた300億をお前が拒絶しなければ…、もう遅い…と言うトクコチョル先生に、自分が行って守ると飛び出すナラ。

ブルーエンジェルの会議で。
ハウソンを解任すると言う株主達に、ブルーエンジェルの最大株主は…。保険を掛けておいた。ブルーエンジェルの51%を他の人に譲渡した。合法的に…と言うハウソン。
入って来るポン女史。ブルーエンジェルの51%を持っている最大株主だと紹介するハウソン。

そこへ、ナラが入って来る。
金のない人が死ぬようなことは止めろ。お金の為に父母が死んだ。それで、俺は世間に復讐しようとした。ハウソン、お前も父母の借金の為に養護施設で育った。お前も世間に復讐したかったんだろう。気持ちは分かる。世間に復讐しようと思えば、思うほど、悪い方法で金を稼ごうとすればするほど、もう一人のクムナラ、ハウソンが生まれる。そして、その子が我々を殺す。

俺も一時はこの会社を守ろうと買収しようとした。しかし、今、自分はお金がない。この言葉しか言えない。自分がもどかしくて狂いそうだ。しかし、お金の為に人を殺すことは止めてくれ。ブルーエンジェルを昔のブルーエンジェルに戻してくれ。お願いしますと頭を下げるナラ。

警備員に引きずりだされそうになるナラだが…。
ちょっと待った。ブルーエンジェルの新しい代表に無礼を働いてはいけないと言い放つポン女史。
私はブルーエンジェルの最大株主として、クムナラ氏を新しい代表に任命しますと叫ぶポン女史。
お前が嫌なら、ハウソンが代表を続けることになるがと言うポン女史に、それは駄目だ。自分がやると言うナラ。
今から、新代表として会議を進めなさいと言うポン女史に、その前にやることがある…。ハウソン、お前を解雇すると言い放つナラであった。

どういうことですかと聞くナラに、トクコチョル爺さんと取引をした。ブルーエンジェルを買収するお金を用意するからお前を代表にしてくれと…。私は今もお前が気に入らない。ハウソンを退ける為に、どうしようもない選択だったと言うポン女史。
自分はこんな会社を運営する能力がないと言うナラに、お前の好きにしろと去るポン女史。

ブルーエンジェルを運営する能力がないと言うナラに、心で経営しろ。世間に復讐しても、貧しい人を助ける為でも…、好きにしろ。お前の為じゃなく、チョンサリを守る為に、お前が作るチョンサリの為でもある…と言うトクコチョル先生。

ブルーエンジェルは、庶民を助け、利益を庶民の社会復帰の為に投入する…と代表就任挨拶をするナラ。
ジュヒの務める銀行に偶然行き、公演するナラ。
お金が何だと思いますか。お金は権力だと思うんでしょうけど、お金は人生だと思います。人の臭いがしないお金はお金じゃないと思います…と。
銀行の窓口にいるジュヒの前を通るナラ。

カフェで友達と。
クムナラ氏を愛していたみたい。偶然、銀行で会ったんだけど…、その人が自分の前で振り向いた姿を見ながら、捕まえたかった。愛みたいじゃない…、過ぎ去った話なのに…と友達に言うジュヒ。

部屋で。
何を考えているんだ。銀行の娘か…と聞くトクコチョル先生に、ただ、物足りないだけですと答えるナラ。
あの人が死んだことを知っていたと言う先生に、申し訳ありません。事実を話すことができなくて…と言うナラ。お前が嘘をついてくれて、有り難かった。お前がそうしてくれた時、本当のように感じた。ナラ、お前は愛することができる時、愛せ。俺のように後悔しないようにとアドバイスするトクコチョル先生。

レストランで、ジュヒに会うナラ。
ノートを出して、ハンコを押すのが沢山余っているのに…。会いたかったと言うナラ。
何で1回も会いに来なかったのと聞くジュヒに、努力した。考えないように…。だけど、そうすれば、そうするほど、寂しかった。ジュヒ氏、手を見せて…とジュヒの指にマジックでダイヤの指輪だ…と指輪を書くナラ。俺と結婚してくれとプロポーズするナラ。

結婚式場で。
招待客に入口で挨拶するナラ。
通路でチャヨンに偶然会うナラ。兄さん(ナラ)おめでとうと言うチャヨンに、金あるか…と言うナラ。笑うふたり。結婚の贈り物だと、覚書を渡すチャヨン。チャヨン、ゴメンと言うナラに、そう言ってくれてありがとうと言うチャヨン。今、分かった。お金の為に私を捨てたんじゃなくて、愛していなかったこが分かった。結婚式は見れない。おめでとうと去るチャヨン。

通路の脇から、スーツの懐に手を入れて、ヤクザのNo.3キムドングがナラに迫ってくる。
刺されたかと思ったヤクザのNo.3キムドングの手には祝儀袋が…。
ビックリしたナラ。表の箱に入れてくれと言うナラ。

結婚式場の控え室で。
ジュヒに綺麗だと言うナラ。
マ社長が来たとナラに告げるチョチョルス。
外で、マ社長に会うナラ。
友よ…と近づいて行くナラ。何で入らないんですかと言うナラに、入る資格がない。お前の言葉があっていたみたいだ。犬のように生きたみたいだと言うマ社長。
入ってくれとマ社長に背を向けて、結婚式場に向かうナラを後ろから杖で何度も何度も殴りつけるマドンポ社長。血を流して倒れるナラ。立ち去るマ社長。

クムナラの登場を待つ新婦ジュヒと招待客。
気になったのか外へでていく犬。
ナラに駆け寄る犬だが、口から血を吐いて息絶えるクムナラ。
…完…