韓国ドラマ「王と私」 22話

韓国ドラマ「王と私」 22話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:オマンソク(キムチョソン/チョンドン役):宦官
グへソン(ユンソファ役):側室
コジュウォン(ソンジョン/チャウルサングン役):成宗王
チョングァンリョル(チョチギョム役):宦官

ヤンソンユン(薬士長)の治療で毒から命が助かるヨンジョン王子(ユンスギの息子)。
毒を盛ったのがユンスギの仕業だと思っている成宗王(チャウルサングン)の母。

スギ様(ソファ)に罪がないことを発表され、王子をスギ様に返してあげて下さいと言うチョソンに、俺は怖い。スギを守れない弱い王だというのが怖く、聖君になれという王室の忠臣が怖く、俺を監視する忠臣が怖く、王を天のように侍る民の心が怖く、この王座が怖いと言う成宗王(チャウルサングン)。
スギ様が濡れ衣で、宮殿から出されても見ているだけですか…と聞くチョソンに、溜息をつく成宗王(チャウルサングン)。

噂を流した張本人のハン宦官を捕まえるチョソン達。
ハン宦官、何故、スギ様を貶める噂を流したのか…。誰が命令した…。スギ様は王子の母だ。スギ様を貶めることは、王の息子である王子を貶めることだ。王と王室を貶める大罪だ。王はスギ様が無実の罪に問われ、心配している。国事もできなくなっている。今回の件で、側室様達の反乱も…。王室の権威も落ちる。そうなることを願うのか…。ハン宦官が宦官になった時に王に対する忠誠の誓いを忘れていないと信じていると言うチョソンに、チョン宦官(ハンス)が命じた…と話すハン宦官。

酒を飲むハンスの元へ行くチョソン。
チョン宦官、スギ様を何で貶めるのか…。すぐ、スギ様の潔白を告白しろ…と言うチョソンに、どんなにお前が頑張っても、スギ様は罪を逃れられないと言うハンス。
俺に対する恨みは俺に晴らせ。内侍部長に話し、明らかにする…と言うチョソンに、内侍部長は何もできない。俺は家門の志に従っただけだから、ノサンソ様(チョチギョムの養父)がオンスギ様をチュンジョンの在に上がらせることに決定した。その為に障害になるものは排除するだけだ。お前も家門に従わないといけない…と言い放つハンス。

宮殿内にスギ様を貶める噂を流したのはお爺様の仕業ですかと聞くチョソンに、そうだ。サンダングン代官と通じて、オムスギをチュンジョンにすることにした。お前も家門の為にオンスギがチュウジョンに上がれるように清々を尽くせ…と言うノサンソ。お爺様、どうして宦官が忠臣の手下になり、王室を騙すことができるのですか。宦官の本分は、王と王室の為に命を捨てることだと習いました。しかし、お爺様は、家門の発展の為に、宦官の本分を捨てろと言われるのですか。家門の為に、王を騙すお爺様の志には、従えません…と言うチョソン。
二度と会わない…と家に入るノサンソ。
オムスギ様をチュンジョン(正室)に上がるのを邪魔すれば、スギ様(ソファ)と王子も無事ではいられない。私の言葉を覚えて置け…と行って去るソリョン(ノサンソの養女)

ユンスギ(ソファ)の無実を明らかにして欲しい。貼り紙をしたスバクサングンの宝石箱から出てきた指輪は、ユンスギ(ソファ)様のではありません…とユンスギ(ソファ)の配下から、ユンスギ(ソファ)がチュンジョンから貰った指輪を貰う内侍部長チョチギョムだが…。
指輪を見せれば、とユンスギ(ソファ)様は潔白は明白になる。しかし、パッピョンユンムンのスギ様がジュンジョンに成れない…と悩む内侍部長チョチギョム。

父に聞きたいことがあります。王室を護衛する宦官の本分が、家門の志とぶつかればどうしたらいいのですかと聞くチョソンに、家門の為に、宦官の本分を捨てなければなりませんか。何で、指輪を成宗王(チャウルサングン)の母君に見せないのですか。スギ様の潔白が明らかになれば、オムスギがチュンジョンに上がれないからですか。家門の為に、サンダングン代官と手を組み、スギ様を陥れたことが明らかになることを恐れているのですかと言うチョソンに、黙れ…と怒鳴る内侍部長チョチギョム。

私の心の中には、王と王室を守る宦官の自尊心を持てという父の言葉が刻まれています。しかし、父上は、どうして、私の信を崩れさせるのですか。申し訳ありません。どんなに頑張っても、私は内侍部の命を受けるひとりの宦官です…と去るチョソンに、持って行け。スギ様の潔白を証明する証拠だ…。これを家門の為に失くすか。宦官の本分を守るのに使うかは、お前に任せる…。家門を失っても、息子の信は失くしたくないと指輪を渡す内侍部長チョチギョム。

成宗王(チャウルサングン)の母に会うチョソン。
ユンスギ様の潔白を証明しに来ましたと言うチョソン。
スギ様は、ご懐妊後、王子を産むまで、1日も欠かさずに、子供の無事を祈って来ました。そんなお方が、どうして、子供に毒を盛ることがありましょうか。また、スギ様は、王が国事をなさるのに、自分が邪魔になるか…宮殿を出されるのを覚悟して、初夜を拒否されました。そのような方がチュン宮の座に上がろうと王と王室を騙す事ができますでしょうか。また、スギ様は、チュンジョン様から寵愛を頂いた方でした。そんなお方が、側室様達に、陰謀を仕掛けることはないと思います。スギ様が潔白だという証拠です…お指輪を出すチョソン。

これは…と言う成宗王(チャウルサングン)の母に、チュウジョン様からの指輪です。スギ(ソファ)様は、パッピョンユンムンのスギ様が指輪を失くされたのを知り、あの方が疑われるか…心配され、指輪を見せなかったのです。その時、指輪を失くしたという嘘を言いました。しかし、その嘘は、チュンジョン様との約束を守る為でした。チュンジョン様が亡くなられる前、パッピョンユンムンのスギ様をチュンジョンにして欲しいという遺言があったと聞きました。チュンジョン様の遺言を守る為に、自ら指輪を失くしたと嘘を言ったスギ様が、側室様達を陰謀に落としいれ、子供を殺そうとした…とは、賢明なご判断で、スギ様に対する誤解を解いてください…と泣くチョソン。

お前の言葉に嘘はないか…と聞く成宗王(チャウルサングン)の母に、スギ様を保護しようとする私的な思いではありません。スギ様が宮殿を出されれば、宮殿は陰謀の渦に巻き込まれます。王と王室の権威は墜落します。私は王と王室を護衛する宦官として、お願いするのですと言うチョソン。
チョソンのお陰で罪に問われないことになったユンスギ(ソファ)。

ノサンソ(チョチギョムの養父)の家を訪ねるチョチギョム。
チョソンが訪ねて来たと聞きました…と言うチョチギョムに、追い出せ…と言うノサンソ(チョチギョムの養父)。
父上が宮殿にネズミを放ち、王室に陰謀を働きかけなければ、チョソンも無礼を働かなかったはずです。父上が私を通さずに、王室の事に口出すなら、私は父の志に対抗するしかありませんと言うチョチギョム。
俺と縁を切りたいのか…と言うノサンソ(チョチギョムの養父)に、私は、王と王室を守る内侍部の責任者です。父上に無礼を働きたくありません。よく考えて頂けると信じています…と去るチョチギョム。
お前が俺を父だと思うのなら、オンスギ様がチュンジョンになれるように尽くさないといけない…と叫ぶノサンソ(チョチギョムの養父)。

摂政(王妃)と母に、チュンジョンにユンスギ(ソファ)を考えている。私はユンスギをチュンジョンにする…と言い放つ成宗王(チャウルサングン)。
スギ様は、チュウジョンに成れます。スギ様はこの国の母になります…とユンスギ(ソファ)に言うチョソン。
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