韓国ドラマ「王と私」 54話

韓国ドラマ「王と私」 54話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:オマンソク(キムチョソン/チョンドン役):宦官
グへソン(ユンソファ役):側室
コジュウォン(ソンジョン/チャウルサングン役):成宗王
チョングァンリョル(チョチギョム役):宦官
ヤンソンユン(薬士長)

時は過ぎ…1494年…。王子も成長した…。
内侍部長になったキムチョソン。
キセンの店に行ってはどうか…と秘密通路を通じて王子を宮殿の外に出すチャウォン宦官。
吐血する成宗王。
貧しい民を見て、心を痛め、赤ん坊を抱くお婆さんにお金を渡す王子。民が悲しんでいるのに…とすぐに宮殿に戻る王子であった。

王の寝室で。
王子、母を覚えているか。チュンジョンにやさしくして貰ったと言っても、母を忘れることができようか。幼い時に、母が処刑(毒殺)されたという衝撃が歳月が過ぎたと言って消えるだろうか。母に対する懐かしさが心に残っているはずだ。父に対する恨みも大きいだろう。しかし、成長したお前を母が見られたら、喜ぶはずだ。お前の母は、お前が王になれるように、毒薬を選択した。息子の為の母の心を絶対に忘れてはいけない。お前の母はお前が聖君になることを願っていた。万一、母に対する恨みが残っていれば、捨てろ。民の苦しみを癒せる聖君になれ。それが、一生想うと誓った人に、毒薬を飲ませるしかなかった父の決断をひっくり返さない道であり、母の期待に応える道だ。約束できるか…と言う王に約束します…と答える王子であった。

父が立ち上がれるなら…、どんな苦痛でも受けます…。王子の座も命も差し上げますと父の為に祈る王子。
王妃の夢を見て起きた成宗王。王妃に駄目な夫だった。王妃を思うと心が張り裂けそうだ…と言う成宗王に、王妃は王をお許しになっていましたと言うチョソンだが…。王妃が許したと言っても自分自身が許せない。俺に侍ってくれたように、王子に侍ってやってくれ…とチョソンに頼む成宗王であった。

私を守ってくれたように、王子を守ってやってください…と成宗王の母に言って亡くなる成宗王。
王の座に就くユン王子。

実の父は反逆者になり、養父は忠臣にどうしてなったのか。真実は…と聞くチョソンに、知らないほうがいい。俺を養父として思ってくれるかと言うチョチギョム。真実を知るまでは…。真実は…と叫ぶチョソンに、まだその時期じゃない。いつかは明かす…と去って行くチョチギョムであった。

母の夢を見、チャウォンに母の墓がどこにあるか探れ…と命じる王。
母が何の罪で何の為に毒薬を飲んだのか…知りたい…とチョチギョムに聞く王。
母の事で血を流すことはしない。息子の道理として母の事を知りたい…と言う王に、本当に真実に打ち勝つ自信がありますか…と聞くチョチギョム。事実を話すチョチギョムであった。

幽閉された母親の母と兄を解放しろ…と忠臣達に命じる王だが、反対する忠臣達。
王の母の墓を発見したチャウォンは、墓を壊し、見つけましたが、誰も管理していません…と王に報告するチャォン。俺はアイツらを許さない…と言い放つ王であった。次話へ。