韓国ドラマ「王と私」 56話

韓国ドラマ「王と私」 56話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:オマンソク(キムチョソン/チョンドン役):宦官
グへソン(ユンソファ役):側室
コジュウォン(ソンジョン/チャウルサングン役):成宗王
チョングァンリョル(チョチギョム役):宦官
ヤンソンユン(薬士長)

監察部を通して忠臣達の不正を調べさせ…危機の時に使って下さい…とヨンサン王に渡すチョチギョムだが…。書類を読んで…怒るヨンサン王に、全て一掃したらどうですか…と焚き付けるチャウォン宦官。
前王のように臣下を徳で治めてください…と進言する内侍部長キムチョソンに、俺の前では潔白だと言いながら、腐っている忠臣の忠誠なんて必要ない。俺が願う臣下は内侍部長のように、王の前で初心を明らかに出来るそんな忠臣達だと言うヨンサン王。
俺はアイツらの罪を知りながら知らない振りをする。そうすれば俺を恐れ王の命に従わざるを得ないではないか…と言うヨンサン王。

王子の世継ぎ継承式を実施するヨンサン王。
継承式後の宴会で酔うヨンサン王。チュンジョンと共に寝室に…。
母が宮殿を出た後、どんなに寂しくて怖かったか…。世継ぎになった後でも、廃妃の息子ということから逃れる為に…、俺は王子には絶対そういう苦痛は与えない。王子にはチュンジョンがいてくれて良かった。本当に良かった…とチュンジョンの懐に倒れるヨンサン王であった。

秘密裏にチョン長官(ハンス)の居場所を探せ…と配下宦官に命じるチャウォン。
一方、内侍部の武術試合を見物し、王は大義名分と力を得なければいけない…(内侍部内の)軍部を充実させろ…と内侍部長キムチョソンに命じるヨンサン王であった。

廃妃が毒薬を飲んだ真実を知りたい…とチョン長官(ハンス)に接触するチャウォン。
チャウォンがチョン長官(ハンス)の事を探っていうことを知り、地方勤務を命じた内侍部長キムチョソンだが…。お別れの挨拶に来ました…と王の寝室の前で泣くチャウォン。
話を聞き、チャウォンは俺の臣下である前に、幼い時から一緒に過ごした友だから遠くに行かせたくない…。内侍部長も前王の臣下であり友であったから、俺の心が分かると思う…と内侍部長キムチョソンに言うヨンサン王であった。廃妃について二度と探るな…とチャウォンに約束させる内侍部長キムチョソンだが…。

チョンハンスを王の前に連れて行くチャウォン。
廃妃の汚名を晴らす為に命を掛けて来たのです。陰謀で毒薬を飲まれたのです…と言うチョンハンスに、誰が陰謀を企てたのか…と聞くヨンサン王。王室、忠臣は勿論、内侍部、内次女部全てが…と答えるチョンハンス。母が潔白なら前王が何故防げなかったのか…そんなはずはない…と言うヨンサン王に、前王もどうしようもなかったのです…と答えるチョンハンス。

宮殿を出て行くチョンハンスを確保する軍部。
王に何を言ったんだ…と聞く内侍部長キムチョソンに、王に廃妃の事を話した。王も真実を知らないといけないじゃないか…と答えるチョンハンス。王を惑わすなら俺の手で首を刎ねる。去れ…と言い放つ内侍部長キムチョソンであった。

俺は誰も信じられない。皆が俺を騙した…。忠臣は俺の母に陰謀を企て批判した。父も一生想うと誓った母に毒薬を飲まさせた。俺の母が慟哭されている…。俺をひとりにしてくれ…と酒に酔うヨンサン王。

王が心を治める方法はひとつしかない。お前が廃妃に対する真実を話せ…と内侍部長キムチョソンに言うチョチギョム。

王に会う内侍部長キムチョソン。
もう母の事は忘れて心を治めてください…と言う内侍部長キムチョソンに、母が嫉妬の罪で毒薬を飲まれたと聞いた。しかし、チョン宦官は、陰謀で汚名を着せられて毒薬を飲まれたと言った。誰の言葉が真実なのか。俺に真実を話してくれ。俺は内侍部長の言葉を信じる…と言うヨンサン王。

私が知っている真実は、王妃が毒薬を飲まれる瞬間まで、王に対する心配をされていた…ということです。王は王妃の願いどおり王座に就かれましたから、廃妃も安心して目を閉じられていることと思います。廃妃は過ぎた事をこれ以上出されることを願っていないはずです。王が悲しみに陥ることも願われないはずです…と言う内侍部長キムチョソンだが…。
俺は怖い…。信じてきた全ての者が俺の母が毒薬を飲まれたことに関与していたということが明らかになることがとても怖い。息子として母が陰謀に陥ったのに知らん振りをできるか。どうして、母を殺した恩讐と過すことができるのか…と内侍部長キムチョソンの懐で泣くヨンサン王であった。次話へ。