韓国ドラマ「王と私」 62話

韓国ドラマ「王と私」 62話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:オマンソク(キムチョソン/チョンドン役):宦官
グへソン(ユンソファ役):側室
コジュウォン(ソンジョン/チャウルサングン役):成宗王
チョングァンリョル(チョチギョム役):宦官
ヤンソンユン(薬士長)

母の毒殺に関連した者を全て捕まえ死刑にしろ…と忠臣に命じるヨンサン王。
一方、お前のお陰で、内侍部が後指刺されるのにもう我慢できない…とチャウォンを拉致し切ろうとするコンシクだが、そこへ、止めろ…と内侍部長キムチョソンが…。
内侍部の責任者として7代の王に仕え、権力を味わったチョチギョム様も、最後は切った男性自身だけを残して亡くなった。権力とはそのようにはかない物だ。権力を欲しがり、王を暗い道に導けば自らが滅びるのだ…とチャウォンに言う内侍部長キムチョソンだが…。

母の恨みを全て晴らし、母の墓に膝まづかせ、許しを請わせる…と前王の母(祖母)に言い放ち出て行くヨンサン王。

このままでは駄目です。前王の母(祖母)に謝罪しなさい。伎生を追い出し、宴会を止めなさい。忠臣達の首に掛けた札を外しなさい。会議を開き、忠臣達の忠告に耳を傾けなさい。そうしないなら、今でも母として罰を与える…と言い放つ母(養母)に対して、何で早くこういう風に言ってくれなかったのですか。私が間違っている時、何で罰を与えなかったのですか。私は貴方が大切に育ててくれましたが、本当の息子じゃないから、罰も1回も与えて貰えなかったのが寂しかったのをどうして分からなかったのですか。私は、チンソン大君がうらやましかった…と涙するヨンサン王であった。

私はどうしたらいいか分かりません…と言う内侍部長キムチョソンに、チギョムが剣を持って宮殿に入った心情が今分かるか…と聞くヤンソンユン薬士長。チギョムがお前の父の企てを裏切った時、前王をチギョムが毒殺した時も、チギョムの行いは許せなかった。その時は、権力の為にチギョムがそうしたと思っていた。しかし、今、考えてみると、内侍部責任者として…、いや、男性自身を切った宦官として、そのように決断するしかなかったのだ。チョソン、お前はどうする。チギョムのように剣を持って宮殿に入るか、そうでなければ、王の影として主人が間違っていても従うのか…とチョソンに言い放つヤンソンユン薬士長であった。

私は王室を守るために廃妃(ヨンサン王の母)を宮殿から出し、廃妃に毒薬を飲ました。廃妃も私の志を受け入れたから、自ら毒薬を飲んだと信じている。あの時の決断を後悔していない。私は王を信じたから、忠臣達が反対しても、王を玉座にあげたのです。前王が築かれた治世を王が必ず引き継ぐと信じていた。今も、王を信じている…とヨンサン王に言い、亡くなる祖母(前王の母)。
どうしてそんなに自分の母を憎まれたのですか。私を王位に就かせても、どうして暖かく抱いてくれなかったのですか。私は祖母を恨めしく思います…と泣くヨンサン王であったが…。

忠臣達を夫人同伴で宴会に出席させ、踊らない夫人達に王の命令に逆らうのか…出て来ない者を記録し罰を与える…と言い放つヨンサン王。
一方、王よりも貴方が心配です。忠告をして罰を与えられるか…とチョソンに言うケリャン
そこへ、忠臣の一人が王を変えよう。協力してくれと…と訪ねて来るが、出来ないと断る内侍部長キムチョソン。王を守ってくれ…と言う前王の母の遺言を思い出すチョソンであった。

死を覚悟して王に忠告する為に宮殿に向かおうとするチョソンに、行かせる訳に行きません…と立ちはだかるケリャン。貴方のお陰で命を助けてもらい、貴方がいらっしゃるから、今も生きていることができました。どうして私に生きる希望を与えてくれて、こんなにも無常に行かれるのですか…と言うケリャンに、一生想うと誓った人との王を守るという約束を守らないといけない。それが俺の一生想うと誓った人への情を守ることであり、内侍の本分を果たすことです…と言い、去るチョソンであった。
私は貴方を待ちます…と呟くケリャン。

宦官の男性自身が入っている壺の倉庫に行き、自分の壺を持つ内侍部長キムチョソン。
宴会をお開きにしてください…と宴会の場に、壺を持って入って行く内侍部長キムチョソン。
すぐに宴会を止め、民の涙を拭き、民の政治をすると言った初心に帰ってください。どうして暴君の道を歩かれるのですか。この国が揺れているのをどうして分からないのですか。民の姿がどうして見えないのですか。民の苦痛の叫びがどうして聞こえないのですか…と言い放つ内侍部長キムチョソンであった。
内侍部長…、今何と言った…と叫ぶヨンサン王。次話へ。