「カインとアベル」9話あらすじ(ネタばれ)です。
主演:ソジソップ(イチョイン役:救急医学科医師)、シンヒョンジュン(イソンウ役:整形外科医)、チェジョンアン(キムソヨン役:チョインとソンウの初恋の女性)、ハンジミン(オヨンジ役)
先にヨンジのアパートに駆けつけたオガンホ(チョイン)。
チェチスに、俺が言っただろ。お前は俺の手で殺す…と言い放つオガンホ(チョイン)。そこへ、ヨンジが…。止めてください。何でそんな怖い顔をしているのですか…言うヨンジに、コイツが誰か分かりますか。ヨンジの兄、ガンチョル兄貴を殺したヤツですと言うオガンホ(チョイン)。
兄を殺した人でもこんなことをしないでください…とオガンホ(チョイン)を後ろから抱きしめるヨンジ。先生は人を殺す人ですか。ガンチョルお兄さんは、こんなことをさせる為に、先生を助けたんじゃないはずです。先生を殺人者にさせる為に助けたんじゃありません。先生の気持ちは分かります。アイツを私も殺したいほど憎いです。だけど、先生まで殺人者になって行ってしまったら、私は誰も知っている人がいなくなります。この広い韓国で私を知っている人は、私を想ってくれる人が誰もいないんです。だから、私を可愛そうに思って、こんなことは止めてください…と涙するヨンジであった。
ありがとうございます。この手を守ってくれて。銃弾を受けた同志を無意識の内に助けたことがあります。その時、ガンチョル兄貴がもしかしたら医師だったかもしれない…と。この手が記憶を取り戻させてくれるかもしれないと。この手を掴んでくれてありがとうございます…と言うオガンホ(チョイン)。先生、知っていますか。その手が私の命も助けたということを…と思うヨンジであった。
チェチェスから逃れる為、チョンジュに引越しをするオガンホ(チョイン)とヨンジ。
・・・1ヵ月後・・・
魚を釣り、公園の石造を掃除し、生計を立てるオガンホ(チョイン)。
日本人観光客のガイドをするヨンジ。
病院で催眠治療を受けるオガンホ(チョイン)。
砂漠で兄貴…と叫ぶ場面を思い出すオガンホ(チョイン)。どうでしたか…と聞くオガンホ(チョイン)に、お兄さん、オガンチョル氏が銃で撃たれた時の衝撃が強すぎて…と答える先生。
アパートで。
こんな生活つまらなくないですか…と聞くヨンジに、こうやって生活するのが自分にあっているみたいだと笑顔で答えるオガンホ(チョイン)。じゃ、先生はこんな風に生活し続けてもいいんですか。記憶を探さなくても・・・と聞くヨンジに、いつか探せるだろと答えるオガンホ(チョイン)。その時は、私なんて忘れてしまうんでしょうと言うヨンジの顔を、ヨンジさんの顔が思い出せなくて、もう一度見ようと思って、愛し合う人々は、見ても見ても見たいじゃないですか。俺、ヨンジさんを愛しているのかな。心配しないで、決して忘れないから…と言うオガンホ(チョイン)であった。
絶対、忘れないでください。このまま記憶を探せなければいいです。先生の側でずっとこうやって生きていきたいです・・・と思うヨンジであった。
ヨンジと街をブラブラしている時に、意識を失い倒れている人を見つけ、無意識の内に、駆け寄り、人工呼吸、心臓マッサージをするオガンホ(チョイン)。記憶が断片的に・・・。
苦しいとは思うが、思い出したことを全てメモしないさい…という医師に従い、思い出した電話番号をメモし、電話してみるオガンホ(チョイン)。イチョインです。チョインは今手術中です。手術が終わればすぐに連絡しますというメッセージが…。次話へ。