「カインとアベル」11話

韓国ドラマ「カインとアベル」11話あらすじ(ネタばれ)です。 

主演:ソジソップ(イチョイン役:救急医学科医師)、シンヒョンジュン(イソンウ役:整形外科医)、チェジョンアン(キムソヨン役:チョインとソンウの初恋の女性)、ハンジミン(オヨンジ役)

チョンジュの病院の前で。
記憶を失っているのですが、突然、この番号が思い出されました。私はイチョインです…と電話するオガンホ(チョイン)に、間違い電話です…と答えるイソンウ。そこへ、チョイン…と以前一緒に働いていた女医が…。もしかして、イチョイン先生ではないですか…と。違います。私の名前はオガンホです…と答えるオガンホ(チョイン)。そこへ、ヨンジが…。イチョイン先生です。この人がイチョイン先生です。ポソン病院にいたイチョイン先生で間違いないです。6ヶ月前に中国で失踪したイチョイン先生です。私はその時にガイドしたオヨンジといいます。オガンチョルの妹、オヨンジですが、中国で、先生の手術を手伝って、先生が記憶のない中国の事も…そこにオヨンジもいたんです。ガンホ兄さん、いいえ、イチョイン先生、早く言えなくてすみません。オガンチョルの弟オガンホも、オヨンジも全て忘れて、先生の記憶を探して生きていってください…と去って行くオヨンジ。

去って行こうとするヨンジを捕まえ、最初から知っていたのですか…。オガンホでなく、イチョインだということを知っていたのに何で話さなかったのかと聞くチョインに、寂しかったからですと答えるヨンジ。毎晩苦しかったのに、苦しがっているのを横で見ていたのに、何でそんなことができるんですか…と言うチョインに、好きだから、イチョイン先生が好きだから、先生が側にいて欲しくて、先生が記憶を取り戻せば、去っていくか…それで言えませんでした。私が間違っているのは分かります。遅いのも分かっています。だから、もう、先生の記憶を探して、去って行ってください。本当にごめんなさい…と泣きながら去って行くオヨンジであった。

ひとりでも多くの命を救おうとしていたのがイチョインの最後の姿だった…と言うキムヒョンジュ女医に、中国の砂漠で撃たれました。誰かが私を殺そうとしたんですが、それが誰なのか分かりません。私が直接確認したいんです。今は誰も信じられません。すみませんと言い、女医の名刺を貰い病院を出て行くチョインであった。

公園のベンチに座っているチョインの横に座るソンウ。
どんなことがあってもチョンジュで始末しろ…とヤクザに電話するソンウ。

食材を仕入れているヨンジの前に…。
約束したら守らないと…遠足に行こうとヨンジを自転車に乗せるチョイン。ヨンジを恨んでいるから、戻ってくるかどうか分からない。だから、俺を待たないでくれ…と言うチョイン。
ヨンジ氏が中国でガイドをしてくれたと言ったでしょ。俺はどんな人でしたか…と聞くチョインに、最初は先生が詐欺師か、プレイボーイかと思っていました。カバンの中に薬がいっぱい入っていて、マッサージをしろと言うし、部屋から追い出すし、予定も勝手に変えるし、だけど、先生は病院で手術観察を一生懸命され、子供を診てあげ、一緒に写真を撮るのを見て、先生は暖かい人だと感じました。そして、私の盲腸の手術もしてくれました。手紙もくれて、一緒に写真も撮ってくれましたと手紙を見せるオヨンジであった。

ソヨンに電話するオヨンジ。
チョンジュに来てください。イチョイン先生に関する物があります…と。

明日、病院に行って来る。家に帰るんだから、楽しみじゃないといけないのに、怖い。俺が覚えていない沢山の人が俺を知っているから、もしかしたら、俺を殺そうとした人がそこにいるかも知れない。俺はバカみたいにそいつらを見て笑っているんだろう。俺が記憶を取り戻したとしても、ヨンジ氏とチョンジュで過ごした時間が俺にとって一番幸せだったと思うかもしれない。戻って来るから…とヨンジを抱き寄せるチョインであった。

キムソヨン氏がチョイン先生の大事な人だと言うヨンジの伝言で、キムソヨンとの待ち合わせ場所に向かうチョインだが…。
ソヨンを道の反対側で見つけ、断片的に記憶を思い出すが…。そこへ、チョインをひき殺そうとするヤクザの車が…。
それに気がつき、車の前に立ちはだかるヨンジ。次話へ。