韓国ドラマ【千秋太后・チョンチュ太后】68話

韓国ドラマ【千秋太后・チョンチュ太后】68話あらすじ

登場人物:チェ・シラ(千秋太后:ファンボ・ス役)、キム・ソックン(キム・チヤン役)、チェ・ジェソン(ガンジョ役)、イ・ドッファ(カン・ガムチャン役)、キム・ホジン(ワン・ウク役)、シネ(ホンジョン王后役)、パン・ヒョジョン(シンジョン皇太后役)、イム・ヒョク(ソヒ役)、キム・ミョンス(ソンジョン役、千秋太后の兄、ワンチ)、キム・ソウン(ファン・ボスの子役)、パク・ウンビン(ファン・ボソル役)

キム・チャン(キム・ソックン)の前に連れ去られて来た千秋太后(チェ・シラ)。
よくいらっしゃいました、太皇様。と礼を現すキム・チヤン。こんな事になってしまい申し訳ありませんでした。僕もこんなに無理に事を運びたくなかったのですが…だがら、今からでも話で解決したいのです。
話だって…? 権力に目が暗んで私が育てた兵士達同士で血を流させておいて話だって??と言う千秋太后に、それは、太皇様が最初から僕の願いを聞いてくれなかったからです。僕も仕方なくこの道を選んだのです。と答えるキム・チヤンに、その道って言うのが目的を達成するために敵まで受け入れたのか? 貴方がゴランを呼んだことを知っている。と、言う千秋太后に、この事の為に大きなショックを受けたようですね。この話は後でしましょう。と、千秋太后を連れ出せと命令するキム・チヤン。

兵士達の手を払い、皆聞きなさい。諸軍たちはキム・チヤンに騙されている。キム・チヤンがどんな言葉で諸軍たちを誘惑したかは分からないが、キム・チヤンは反逆の為にゴランと手を組んだ売国者だ。それだけではなく、亡国新羅とも関連がある者だ。彼の目的は権力だけではないと言ってるんだ。高麗を滅亡させようとしている。諸軍達が騙されているのだ。いますぐキム・チヤンと戦わなければいけない。分かったか…!!と、叫びながら連れ去られて行くのであった。

千秋太后が監禁されている部屋に息子を連れてくるキム・チヤン。
子供に挨拶をさせ、抱っこうとした千秋太后は、子供を連れてきた理由は何だ…? 本当に卑劣だわ。今度は子供を利用して私を落とせるつもり?? と、キム・チヤンに聞く。
そうです、太皇様。あの子が王になれる僕達の子供です。僕は、あの子がお母さんがいないまま育てられるのを願っておりません。よく考えてください。今の王はもう駄目だし、デリャンウン君は寺で育てられて政治をまったく知らない者です。だけど、息子は僕達二人でよく育てれば聖君になれる子です。どうしてこんな機会を捨てようとしているのですか?と、聞くキム・チヤンに、

ずうずうしいわね。今の王を計画的に駄目にしたのは誰ですか…? ユヘンガンを使い貴方が駄目にしたのではなかったのか? 貴方は私を裏切り、国を裏切った売国者だ。と、叫ぶ千秋太后であった。

一方、国境でゴランをやつけたガン・ジョ(チェ・ジェソン)は千秋太后が捕らわれていることを聞き、宮に入り千秋太后を助けだす事に成功する。それと同時にガン・ガムチャンは兵士達を連れ宮に向かう。そのことを聞いた千秋太后は、私も行く。行ってキム・チヤンを私の手で捕らえる。と千秋太后。

宮を取り返すのに成功した千秋太后…どうしたらいいですか…先祖様達が必死に育てて来たこの国を、私が男に騙され混乱に陥れてしまいました。私はこれからどうすれば良いのですか…と王の椅子を見ながら思うのであった。

一方、牢屋に入れられたキム・チヤン…自分を責めるもう一人の自分に、そうか…だけど、僕は今心がかるい。やっと、重荷を下ろせる事が出来る気がする。そして楽に眠れる事が出来そうだ…と。

息子を探しに行ってたガン・ガムチャンから、もう死にました、と報告された千秋太后。
あの子はやっと5歳です。私はあの子を思い切り抱きしめた事がないです。人達の目が気になってそうする事が出来なかったです。私が太皇だったからあの子を宮の隅で寂しく育てていました。いつか…いつか、宮から離れたら、あの子を思い切り愛してあげようとしていた。そんな子が、母の愛も受けた事がないあの子が死んだなんて…あの子が…と、泣き叫ぶ千秋太后であった。