済衆院(チェジュンウォン)32話

済衆院(チェジュンウォン)32話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:パクヨンウ/子役チャチェドル(ファンジョン-ソクンゲ役:白丁生まれの朝鮮最初の外科医師)、ヨンジョンフン(ドヤン役)、ハンヘジン/子役ハムチェウン(ユソクラン役)、ショーンリチャード(アレン役:済衆院第1代院長)

漢城病院の地下実験室で。
ファンジョンを拉致し、ソクランに危害を加えると脅迫し、自分の手術をさせる渡辺院長。

喫茶店から漢城病院へ。
直子看護婦といるドヤンに、ファン医師が喫茶店に向かって、昨夜戻って来なかったとドヤン医師に話すソクラン・・・喫茶店の支配人に渡辺院長と会っていたと聞き、ドヤン医師と共に、漢城病院に向かうソクラン。
直子看護婦から地下に渡辺院長の個人実験室があると聞き、地下の実験室に向かうドヤン医師。
手術が成功し、ファン医師を連れて行け・・・と日本軍人に命じる長谷川医師。
今、行ってはいけません。術後を見てから行った方がいいです。院長は肺が弱いし、片方の肺を取り出したので、どんな突発的な状況が起こるかわかりません。亡くなる事もあります。院長が起きるまで見守っているのが、執刀した医師の最低の義務だと思います。そして、今日の手術の内容を私に説明しないといけません。非公開の手術だとしても、知っておかなければなりません・・・とファンジョン医師を留めるドヤン医師。
鈴木看護婦に布団を持ってい来るよう命じ、俺は実験室から院長のX線写真を持って来ると言うドヤン。
俺が持って来ると長谷川医師(キムドン)が・・・。

病室で。
ドアの鍵を閉めるドヤン医師。
早くここから逃げてください。私の考えでは、ファン先生を生かして出してくれるとは思いません。渡辺院長は思ったより残忍な人でした。漢城病院院長が済衆院、朝鮮人医師から手術を受けた事実を外に出すはずはありません。最初からファン先生を手術の後に、殺す考えだったはずです。早くここから逃げないといけませんとカーテンを結び、窓から逃げる手はずを整えるドヤン医師。拳で私の顔を打ってください。そうすれば全て解決します。強ければ強いほど安全です・・・と言うドヤンの顔を殴り、窓から逃げるファン医師。
何をするんだ・・・と大声で叫ぶドヤン。そこへ、長谷川医師(キムドン)と日本軍人が・・・。
どうして、ファン医師が私にこんなことをするんですか・・・と大声で叫ぶドヤン医師。

気がついた渡部院長に、患者として医師に最低限の礼を尽くせ。日本国に報告することもできると脅迫するドヤン医師であった。

済衆院初代院長のアレン外交官を向かえ、済衆院セブランス記念病院の設立式に集う済衆院医師と看護婦達。
そこに、ペクドヤン医師が・・・。

喫茶店で。
ペク先生の才能は昔から知っていた。ヘロンもそうだし・・・。ヘロンが私に手紙をくれた。ファン先生に対するライバル意識の為に、自らを壊していると・・・。医学は競争じゃなく、共同ですと言いヘロン院長に頼まれた手術セット、ドヤン医師に渡すアレン外交官。(ヘロン院長が)ファン先生にペク先生のことを頼んでいるかもしれない。見てやってくれ・・・と言うアレン外交官に、そんなことはありませんでしたと答えるファン医師。
泣きながら、そう言われました。亡くなられる前に・・・最後の瞬間に、私をファン先生だと思い、そして、ファン先生の手に、朝鮮の医学の未来が掛かっていると、私にファン先生の側にいろと・・・私よりもファン先生を大切にしていると思い込んで・・・と涙するドヤン医師であった。
ペク医師と済衆院を守れということだと思います。済衆院に来てください・・・とドヤン医師に頼むファンジョン医師であった。

次話へ。