済衆院(チェジュンウォン)30話

済衆院(チェジュンウォン)30話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:パクヨンウ/子役チャチェドル(ファンジョン-ソクンゲ役:白丁生まれの朝鮮最初の外科医師)、ヨンジョンフン(ドヤン役)、ハンヘジン/子役ハムチェウン(ユソクラン役)、ショーンリチャード(アレン役:済衆院第1代院長)

済衆院での手術に成功するドヤンだが・・・。

喫茶店で。
ユソクランが私達の結婚より重要なの・・・と聞く直子に、直接見たじゃないか。(唇が切れた)患者をすぐに手術しなければいけなかったと答えるドヤン。直接、見たから余計に頭に来るわ。急患だというの。違うじゃない。ファン医師が来てやってもいい手術だったじゃない。私と結婚する気はあるの。私を愛しているのと言う直子だが・・・。
だから問題なんだ。お前の俺に対する想いが多すぎる・・・。今、日本と朝鮮はどんどん距離が離れて行っている。そんな。俺達の結婚は祝福されないと言うドヤン。私が国籍を捨てればいいじゃない。ドヤン様を失うのが怖い・・・結婚は延期しましょう。だけど、朝鮮で、私といる時間を増やして・・・とドヤンに言う直子であった。

ドヤンの提案で、朝鮮全国の唇が割れている子供達を無料で手術することにし、手術を開始する済衆院と漢城病院。

ファンジョンの父を殺した代官の配下がアヘンが欲しいと済衆院に。
その男から自分の父が故意に殺されたことを知るファンジョン。

喫茶店で。
外務閣下(直子の父)に、何でそんなにペクドヤンに執着するんですかと聞く日本大使館責任者。
ペクドヤンはとても優れた医師だ。ペク君は日本の有力者の手術を何人もやった。ペク君の手に日本の有力者の命が掛かっているのだ。どうしてそんな存在を手放すことができるか。俺の娘の命も助け、俺の娘が好きだというから・・・と話す外務閣下(直子の父)。

喫茶店で。
酒をひとり飲んでいる直子。
ドヤンの友達からユソクランからドヤンが振られたことを聞き・・・。
自宅で睡眠薬を飲み・・・意識を失い・・・漢城病院に運ばれる直子。
ドヤンが処置し・・・直子の父から直子の手紙を受け取るドヤン。
手紙には「ドヤン様、私に同情しているの。ドヤン様も私を少しでも愛していると信じていたのに。その小さな信頼で、貴方の側で寂しくても耐えることができたの。愛は努力で守れると信じていたから。だけど悟りました。貴方は私を愛しているんじゃなくて、同情して来たという事実を・・・。昔の自分の姿を私に見ていたのね。だから、私を一番理解していると思っていた。それの事実が私を惨めにさせたの。苦しみが終わればいい。貴方の直子・・・と」

漢城病院で。
目を覚ます直子。
私を同情しに来たの・・・と言う直子に、そうじゃない。俺は直子を同情したことはない。そんな風に感じさせゴメン。少しだけ待ってくれないか。俺の心がお前に近づくまで・・・俺も努力するからと言うドヤンであった。

漢城病院で。
自分の父を殺すように命じた代官の病室で。
謝れと言うファンジョンに、ナイフで刺され死ねば良かったのに。(お前の父の死は)お前の命と交換したんだと言い放つ代官。貴方を許さないと言うファンジョンに、許しは強い者だけができるんだ・・・と笑い飛ばす代官。
外に出、泣き叫ぶファンジョンであった。

次話へ。