同伊(トンイ)31話

同伊(トンイ)31話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:ハンヒョンジュ(同伊[トンイ]役)、チジニ(スクチョン王役)、イソヨン(チャンヒビン役:王の側室)、ペスビン(チャチョンス役)、チョンドンファン(オテソク大臣役)、チェチェロ(オユン役:軍部役人)、チョンジニョン(ソヨンギ役:軍部役人)

王の御前で。
チョントンイは宮殿から逃げた罪人です。承恩尚宮にするなんて、あってはいけないことですと反対する臣下達に、宮女の資格は承恩の名によりまた付与された。これは、お前達がどうこういうことのできない王室の事だ。分かったか・・・と言い放つ王であった。

宮殿の庭で。
すべてのことを王様が命じられたのですか。私に承恩を与えてくれたことまで、全て・・・と聞くトンイに、そうだ。俺が命じた。俺はお前の為に出来ることを全てやると言ったじゃないか。お前を守る為だ。お前を危険なドソンに置いておく訳にもいかないし、お前を罪人として見る宮殿にそのまま入れることも出来なかった。お前は俺と朝廷の為に命を掛けて大きな事を成し遂げた。そんなお前を守ることは当然のことだ。承恩尚宮(スンウンサングン)になれば、今後誰もお前にちょっかいを出すことは出来ない。それは王である俺を貶めることだから・・・と言う王。
でも、嘘なんて・・・と言うトンイに、嘘という訳ではない。少なくても、俺の心はそうだから・・・と答え、去って行く王であった。

宮殿内トンイの部屋で。
私はどうしたらいいのか。私がここにいてはいけないんじゃないか。いつか分かってしまう。私の父が剣誓の首領だったということが。私は罪人の娘だから・・・どうして王様の側にいられるというの・・・王様に隠して・・・と言うトンイに、逃げるか。王様を知らない前のように生きていく自信があるのかと聞くチョンスだが・・・。

父が亡くなった山の岸壁で。
父と兄の祭事をするトンイ。一方、いなくなったトンイを探し、山へ向かうトンイ。
私です。父上、兄上、どうしたらいいの…と。王の思い出を思い出しながら涙するトンイ。
王様・・・と呟くトンイの後ろで、もう忘れたのか。二度とお前がいない時間を耐えさせないでくれと言ったじゃないか。お前を苦しめるのは何なのだ。それを俺に分け与えてくれないか。分けなくてもいい、ただ、お前の側にいるだけではいけないかと言う王。私がそうしていいのですか。そうしたいです。そうできるのなら、王様の心を受け、私の心を捧げたいです。私がそうしてもいいのですかと泣くトンイ。王様・・・トンイ・・・と抱き合う二人であった。

次話へ。