同伊(トンイ)35話

同伊(トンイ)35話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:ハンヒョンジュ(同伊[トンイ]役)、チジニ(スクチョン王役)、イソヨン(チャンヒビン役:王の側室)、ペスビン(チャチョンス役)、チョンドンファン(オテソク大臣役)、チェチェロ(オユン役:軍部役人)、チョンジニョン(ソヨンギ役:軍部役人)

宮殿のトンイの寝室で。
俺には昔ひとりの友がいた。卑しい身分であったが、俺には師匠のようであり、俺自身と同じように信じた。しかし、俺はその者の手によって、俺の父を失った。俺が俺の命と同じように信じたその者は、この国の基盤を揺るがす剣契の首領であり、彼らは両班を殺していた。そして、俺は、長い間、その者の娘を探して来た。お前と同じ名を持つ娘だ。チェ氏トンイ・・・それがお前だったのか。話してくれ。俺が探していた娘。お前がその娘、トンイかということだと聞くソヨンギに、はい、そうです。私です。貴方様が探していた剣契の首領の娘、チェ氏トンイ、それが私の名前ですと涙するトンイであった。

いつかこんな日が来ると思っていました。12年前、初めて宮殿に入った時から・・・。毎日、いつか、こんな瞬間が来ると覚悟していました。しかし、こんな姿で私がいるとは思っていませんでした。その事実が私を信じてくれた貴方様と王様を辛い目にあわせることだとはと涙するトンイに、俺がお前を信じていたことを知っていたのか。いや、王様が誰よりもお前を、俺が昔、お前の父を信じたように、信じて頼っていることを知っているのかと聞くソヨンギ。
涙するトンイ。俺はこの国の武官だ。王様にこのことを隠すことはできないと言うソヨンギに、私が王様に事実を話せるようにしてくださいと頼むトンイ。そうすれば、お前はすっきりするかもしれないが、王様の心中を考えてみろ。分からないのかと言い放つソヨンギであった。

捕丁で。
配下に剣契に関する全ての書類を持って来るように命じるソヨンギ。
戻って来たチョンスに、お前とチョンサングン(トンイ)は国法で裁くと言い放つソヨンギ。
トンイのことは目をつぶってください。あの娘に罪はありません。あれは首領様がやったことではありません。12年前のあの件は剣契がやったことではありません。両班を殺したのも、貴方様の父上を殺したのも、我々がやったことではないのです。真実です。首領様の信頼を壊したのは貴方様です。嘘の証拠の前で揺れていたのが貴方様でした。あの方を不信したのは貴方様ではなかったですか。(何も言わなければ)そうすれば貴方様を守れると思ったからです。そうすれば、貴方様が剣契のことに首を突っ込むことがないからです。そうすれば貴方様を守ることが出来たからです。それが貴方様に対する首領様の信頼でした。いつかは真実を分かってくださるだろうと信じたから、一番大事に思う友に、貴方様の前で、貴方様の父上を殺した罪を被るしかなかったのですと涙ながらに語るチョンスであった。

王様の執務室で。
私は罪人の娘ですと王の前で話すトンイ。
亡くなった父と兄のふたりは・・・この国に大きな罪を犯しました・・・と話そうとする所にソヨンギが・・・。
この事は私がすべきことですとトンイを王様の執務室より出し、剣契というのを聞いたことがありますか、チョンサングン(トンイ)様が王様に言おうとしていたことはそのことです。チョンサングン(トンイ)様は逃げた奴隷だったのです。剣契に助けられ逃げたみたいです。チョンサングン(トンイ)様が話そうとされていたのはそういうことです。不法組織の剣契に助けられたことを罪だと思っているみたいです・・・と話すソヨンギであった。

チョンサングン(トンイ)の部屋で。
どうして、そんなことをされたのですか。貴方様も王様に大きな罪を犯したことになったのですと言うトンイに、覚えているか。(父が罪人じゃないと言った幼い時の言葉を思い出し)それが俺が長い間お前を探した理由かもしれない。お前の父に対する未練を捨てられなかったのだ。真実を知らなければならない。お前は命を掛けて、王様の信頼に答えてくれと言うソヨンギであった。

一方、道端で拉致されるシンムンテ。
宴会中に、トンイとトンイ配下の部屋を調べる監察部責任者と配下。

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