韓国ドラマ「シークレットガーデン」17話

韓国ドラマ「シークレットガーデン」17話 あらすじ

【登場人物】
主演:ハジウォン(キルライム役:スタントウーマン)、ヒョンビン(キムジェウォン役)、ユンサンヒョン(オスカー役)、イフィリップ(イムジョンス役:林アクションスクール代表)、キムサラン(ユンスル役)

キルライムの家で。
本当にキムジェウォン氏を助けたのが私の父なんですかと聞き返すキルライムに、助けた人の内のひとりに過ぎない。・・・ジェウォンを解放して、ジェウォンは駄目・・・ジェウォンとの関係を整理しろ・・・整理したらお金あげると迫るキムジェウォンの母。

イムアクションスクールで。
ジャクソン監督から電話が・・・おめでとう。彼女(キルライム)は今日から「ダークブレッド」のジンです・・・と。

百貨店の前で。
キムジェウォンの姿を見ながら・・・。
キムジェウォンに電話するキルライム。キムジェウォンに会うことはできず・・・。
私に奇跡が起きたの。オーディションに合格したのと言うキルライムに、かっこいい。だけど、そのかっこいい女が俺の女だということだと言うキムジェウォン。私、全て聞いたわ。飛行機を送ったって・・・と言うキルライムに、それで合格したと思っているのか。お前、馬鹿か。監督は5分だけ(お前を)見て行った。5分で奇跡を起こしたのはお前だとその場所を離れていくキムジェウォンにどこに行くの。もう撮影に入らなければ・・・と涙ながらに言うキルライム。

キムジェウォンの母の家で。
沢山考えました。しかし、別れられませんと答えるキルライムに、父が命を掛けて助けたように私にも大切な人なんです。父が命を掛けて守った人だから、私も一生大切にして過ごします。ジェウォン氏に被害が及ばないように注意して生きます。私はあの人を愛しています。キムジェウォン氏も私も本気なんです。それでも駄目ですか。私は本当に駄目なんですか。どうか許可してくださいと言うキルライム・・・キムジェウォンからの電話を取り・・・スピーカーに、臨時総会だって、代表解任だって・・・本当にここまでするんですか・・・と言うキムジェウォンに、乞食みたいな女と付き合うならその位の覚悟はしていなければ・・・どうするのと聞くキムジェウォンの母。
全て持って行ってください。私はあの女性(キルライム)を絶対放棄しませんと言い放つキムジェウォンだが・・・。
お前に何の責任があるの。今からはジェウォンの人生に手を出す・・・ジェウォンは死んでも私には勝てない・・・1時間後には株主総会だと言うキムジェウォンの母に、私が消えます。だからそんなことをしないでください。彼を壊さないでください。私が悪かったですと泣くキルライムであった。

キルライムの部屋で。
こんな時間はない。当分会わない。撮影に入るから。私にとってこれがどんな機会か分からないでしょ。私の人生で一番重要な瞬間に恋愛なんかしていられない。だから、連絡しないで。めんどくさいし、疲れると言うキルライムに、お前が辛いのは分かる。だけど、俺はそうするつもりはない。お前まで失ったら・・・お前を得る為に何を捨てたか分かっているのかと言うキムジェウォン。もっと早く捨てれば良かったのに私が飽きる前に、もう出て行って、貴方に、貴方の家族は見たくないと言い放つキルライム。出て行くキムジェウォン。キムジェウォンが買ってくれたペンダント抱きしめ涙するキルライムであった。

キルライムの部屋で。
13年前の事故、貴方が覚えていない事故、その時、貴方を助け、消防士がひとり殉職した。その人が私の父なの。貴方は記憶がないからなんでもないでしょうけど、だけど、私は貴方を見る度に父を思い出す。私はもう貴方を平静に見る自信がないの。そうしたら父に申し訳ないじゃない。私は貴方の為に父を失い13年生きて来た。その時間がどうだったのか想像がつくの。この前言ったわよね。人魚姫になると。頼みます。泡のように、消えて・・・とキムジェウォンに言うキルライムであった。

キルライムの父の位牌の前で。
お父さん、また来ちゃった。お父さんが本当にあの人を助けたの。お父さん、早く帰って来る。夕食を食べずに待っていろと言いながら、何で帰って来なかったの。あの人を助ける為に、帰って来れなかったの。ごめんなさい。あの人を愛してごめんなさい。お父さん、ごめんなさいと泣くキルライムであった。

・・・映画「ダークブラッド」の撮影が始まる・・・
カーアクションの撮影で、カースタントを始めるキルライム。
そこへ、撮影を無視した1台の一般乗用車が・・・。
大事故に・・・脳死状態に・・・。

オスカーの家で。
ソファに横になるオスカーとキムジェウォン。
ヒョン(兄貴)、俺、全部分かっていた。兄貴がいつも俺を守っていてくれたことを・・・本当にありがとうと呟くキムジェウォン。

キムジェウォンの部屋で。
初めてキルライムに書く手紙の中で・・・俺が立っていた窓辺にお前が立ち、俺が横になったベッドに、お前が横になり、俺が見た本をお前が見るなら、一緒にいられるなら、その程度で、一緒にいることにしよう。その程度で他の恋人達のように幸せなことにしよう・・・と泣きながら手紙を書くキムジェウォン。

・・・ヒョンビン、自ら歌う挿入歌が・・・
ある男が貴方を愛しています。その男は一生懸命愛しています。いつも影のように貴方について回りながら、その男は泣き、笑っています。どれ位、どれ位、貴方をこうやってずっと見つめ続けたなら、この風のような愛を、この乞食のような愛を(いつまで)続けたら俺を愛してくれるのか。少しだけ近くに来て、少しだけ、一歩近づけば、二歩逃げて行くお前を愛する俺が今も横にいる・・・と、その男は泣いています・・・。

キムジェウォンの車の中で。
キルライムを抱きながら、一生俺だけを考えてひとりで生きろ。俺の生涯で一番自己中心的な選択だけど、尊重してくれ。いつもかっこよかったキルライム、今後もかっこよくいてくれ。お前に会いたい。愛してる。愛してる・・・と雷の鳴り響く道路を車を走らせるキムジェウォンであった。

次話へ。