韓国ドラマ「アラン使道伝」6話(イジュンギ・シンミナ主演)

韓国ドラマ「アラン使道伝」6話(イジュンギ・シンミナ主演)

イジュンギ(ウノ役:キムウンブ大監の庶子、幽霊を見ることが出来る能力を持つ)、シンミナ(アラン役:幽霊、自分の死の原因を解明する為にこの世に残った幽霊)、ヨンウジン(ジュウォル役:チェ代官の養子、アランの元婚約者)、グオンオジュン(トルスイ役)、ファンボラ(バンウル役)、ハンジョンス(ムヨン役)、ユスンホ(玉皇上帝役:天帝)

廃屋で。
ウノ使道(イジュンギ)の配下トルセが疑わしい物を見つけたと廃屋に入って来る。
一緒に外へ出て行くウノ使道(イジュンギ)。
地面に扉が・・・重い扉をやっとのことで開け、中をのぞくと、中には、沢山の骸骨が・・・中に入るウノ使道(イジュンギ)。
骸骨をかきわけながら・・・母じゃないはずだと呟きながらも・・・。

吸血鬼(狼女?)にあそこに今すぐ行けと言われ廃屋へ向かうジュウォル(ヨンウジン)
何でわかったんだ・・・と。

ウノ使道(イジュンギ)の部屋で。
起きるアラン(シンミナ)。何が起こったの。誰が・・・なぜ、私を刺したの・・・なぜ、私を殺したの・・・そうだわ。死んでいたのに、生き返ったの・・・どうして・・・と呟き、傷口をのぞき、自分の腕を刺すアラン(シンミナ)・・・一時的に出血はするが、傷口は塞がり・・・天を見て、玉皇上帝(ユスンホ)、私に何を望んでいるの。私は何なの・・・人間じゃない・・・と座り込むアラン(シンミナ)であった。

穴の前で。
遺留品を全て集めろと配下に命じるウノ使道(イジュンギ)。

天で。
名分が成り立たない死が現れてから、300年ぐらいたったか・・・本当に頭が痛い事件だ。肉体も魂も無くなってしまうとは・・・死体が隠されている場所が必ず明らかになるはずだ。お前がすべきことが出て来る。もうすぐ解決される時が来ると死神捕獲隊隊長に語る玉皇上帝(ユスンホ)。

ウノ使道の館で。
遺留品が運び込まれて来る。
必死に遺留品をかき回すウノ使道(イジュンギ)。
これで全てか・・・と聞くウノ使道(イジュンギ)にそうですと答える配下達。
母の遺留品らしい物はない・・・(母が死んだなら)魂だけでも、俺に会いに来るはずだ。どうなっているんだ。何でかんざしがあそこにあったんだ。いったい、あそこで何が起こったのだ・・・と心の中で呟くウノ使道(イジュンギ)であった。

庭で。
お前が必要だ。これが何だかわかるな・・・とかんざしを出し・・・お前が持っていた母のかんざし・・・これがあそこから(廃屋)出て来た。死んで起きたら手に持っていたと言っただろ。これがあそこで出て来たということは、イソリ(アラン)があそこで死んだということだ。だから行こう。行ってみれば、何か思いだすかもしれないじゃないか。記憶が戻れば、母とこのかんざし関して思いだすかもしれない。行こう・・・と言い放ち、アラン(シンミナ)の腕をつかみ、行こうとするが、嫌・・・怖い・・・あそこは嫌・・・あそこに行ったらまた死ぬかもしれないと言うアラン(シンミナ)。

死んでもまた生き返るじゃないか。何が心配なんだと言うウノ使道(イジュンギ)に、使道は死んだことがないから、わからないでしょ。死ぬ瞬間がどんなに怖いか、わからないでしょ。記憶・・・記憶・・・ひとつ思いだしたわ・・・イソリが死んだ時の感じ・・・恐怖を思いだしたわ。私の記憶がそこにあるとしても、今は怖くてあそこには行けない。私は自分が知りたくなった時に行くわ。行きたくなった時に行くわ。いまは駄目と言い放ち去って行くアラン(シンミナ)であった。

原っぱで。
死の真相・・・そうだわ。死の真相はイソリの死から始まる訳だわ。多くの記憶の中で、死の瞬間の記憶を思いだしたということは、戻ってくるやいなや、それを思いださせる事件が起こったということは・・・始まり・・・始まったのかしら・・・死の真相を探す私の記憶を思いだすことが始まったのかしら・・・と呟き、廃屋にひとり向かうアラン(シンミナ)であった。

廃屋で。
台の上に寝てみるが・・・思いだされない。何も思いうかばないじゃないと台から降りようとし、躓き、柱に頭をぶつけるアラン(シンミナ)。
女性の髪からかんざしを抜き取った映像が・・・アラン(シンミナ)の頭の中に・・・。廃屋から飛び出すアラン(シンミナ)。

骸骨が埋められた穴の前で。
幽霊の気を一切感じない・・・おかしい・・・と、布切れを発見するウノ使道(イジュンギ)。
布には文字が・・・並べて眺めるが・・・やはり何もない・・・死人の魂はどこにもない・・・全部黄泉に行っているはずはないのに・・・と呟き、木にはられた黒布を発見し、剥がすウノ使道(イジュンギ)。突然、走り出すが・・・。

次話へ。