韓国ドラマ「武神」28話 29話

韓国ドラマ「武神」28話 29話

キムジュヒョク(キムジュン役[金俊]:奴隷)、キムギュリ(ソンイ役)、パクサンミン(チェヤンベク役:奴隷)、イジュヒョン(キム・ヤクソン役)、ホンアルム(ウォル役:奴婢)、チョンボソク(チェウ役:チェチュンホンの息子役)、チョン・ンモ(チェヤン:チェウの弟)

【28話】

閣下の部屋で
民の心の支えである大教典を狙っている蒙古をどうすればいいか悩んでいる閣下に、私を行かせてください。見て対策を立てます。このまま見ているわけにはいけませんと進言するキムジュン。
チェヤンベクと奴隷軍を連れて一緒に行けと命じる閣下であった。

八公山城で。
死んだウォラに瓜二つの女性がいて・・・驚くキムジュンとチェヤンベク。

閣下の部屋で。
酒と女に溺れるキムヤクソンの姿に嘆き、ソンイを嫁がせるんじゃなかった・・・と言い放つ閣下。

龍仁県の町で。
逃げた高麗人の町に入り、あり一匹いない・・・と役場で酒を飲む蒙古サリタイ将軍とその配下達。高麗人はどんな考えで耐えているのか。これが戦争なのか・・・今日は満月みたいだな・・・月見でも行くか・・・と数人の配下を連れて月見に出る蒙古サイリタイ将軍。待ち伏せした僧侶軍が・・・奇襲を掛け・・・助けてくれと言うサリタイ将軍の首を取るのであった。

【29話】

八公山城で。
何で貴方は危ない仕事をしているのですかと聞くキムジュンに、危ない仕事ではなく、誰でも参加しなければいけない仕事です。逃げて隠れるところもほとんどありません。高麗の土地が・・・そうじゃないですかと答えるウォルに瓜二つのアンシム。
去っていこうとするアンシンに、気をつけて、出来ればこの場所から離れていてくださいと言うキムジュンに、そうするなら、何でここに来たと思いますか。心配してくれてありがとうございますと去って行くアンシン。

蒙古軍が攻めてくる・・・。
弓矢の打ち合いが始まる・・・。
蒙古兵を斬って、斬って、斬りまくるキムジュン、ヤンベク、奴隷兵だが・・・。
大教典がある符仁寺に蒙古の別働隊が向かっているのを発見するキムジュン。
お前が行ってもどうにもならないというヤンベクの言葉を制して、数名の配下を連れて、符仁寺に向かうキムジュン。
蒙古兵に追いつき、符仁寺は駄目だ・・・と戦いを挑むが・・・多勢の蒙古兵の前に・・・弓矢がキムジュンの身体に・・・次々とキムジュンに放たれる弓矢を配下が身体を挺して守り・・・。

この野郎・・・と立ち上がり、蒙古兵を斬って、斬りまくるキムジュン。
どうしてアイツは弓矢を受けているのにああやって戦うことができるのか・・・と驚愕する蒙古の将軍。
チェヤンベクが応援に駆けつけ・・・。
符仁寺は駄目だと叫ぶキムジュンに、ひつこいヤツだ。鬼神みたいなヤツだと言い放ち符仁寺に向かう蒙古兵。符仁寺は駄目だ・・・符仁寺に行くと言っていた。死んでもそこで死ぬ・・・と刺さった弓矢を折り、ヤンベク、頼む。連れて行ってくれと言うキムジュンンに、駄目だ。出血多量だ。危険だと言うヤンベク。
大教典だ。大教典がどんな物なのかわかるのか・・・と叫ぶキムジュン。

大教典が何だというんだ。どうして民が僧侶がこんなに守ろうとするんだと驚く蒙古の将軍。大教典を燃やす蒙古兵。

仏像の前で。
ソンイがこうやってお願いします。キムジュンが生死の境にいるそうです。キムジュンは仏様の弟子でした。大教典を守るために・・・殺しては駄目です。助けてください。仏様。3000回の敬礼をして頼みます・・・助けてください・・・と祈るソンイであった。

八公山城で。
意識を取り戻すキムジュン。
永遠に起きないのかと思っていましたというアンシム。

閣下の部屋で。
キムジュンの事は聞いているな。生きて帰ってくることだろう。アイツをこの都房に連れてきて推薦したのは、パクソンビ、お前だったな。アイツに贈り物をやりたい。これまでよくやってくれた。死ぬことがわかっていても、符仁寺にも行ってくれた。文武に優れ、奴隷にしておくのはもったいないと思わないか・・・とキムジュンの奴隷文書を金庫から出し、もう開放してやる時が来た。俺の弟だったらもうすでに開放していただろう。この奴隷文書を自ら燃やせと伝えろ。免除だ。今から人らしく生きろと伝えろ。男らしく。大高麗の武士らしくということだ・・・とパクソンビに命じる閣下であった。

次話へ。