韓国ドラマ「武神」38話

韓国ドラマ「武神」38話

キムジュヒョク(キムジュン役[金俊]:奴隷)、キムギュリ(ソンイ役)、パクサンミン(チェヤンベク

役:奴隷)、イジュヒョン(キム・ヤクソン役)、ホンアルム(ウォル役:奴婢)、チョンボソク(チェ

ウ役:チェチュンホンの息子役)、チョン・ンモ(チェヤン:チェウの弟)

川の桟橋で。
準備した酒をキムヤクソンに届けろ。全て飲んだか確認もして来い・・・とヤンベクに命じる閣下。
そして、キムジュン、もし、ソンイがひとりになったら結婚できるか・・・できるか。ソンイがひとりに

なったら結婚する意志があるのか。ソンイは俺の娘である前に、女としてひとりの男を愛した。普通の者

には理解できないことだった。お前に会って、今まで一回も心変わりすることなく、自分の命を捧げてい

る言う閣下に、申し訳ありませんが、キムヤクソン代官のことが重要です。ひとりの命が失われようとしている

のですと話を摩り替えるキムジュン。

この都房には国法よりも先になるものがある。都房はこの高麗を統治する政治の中心だ。皇室も都房の上に立つことはできない。皇室とその一族は、都房の保護を受けている象徴にすぎない。誰も俺がいる幕府に挑戦することはできないのだ。ヤクソンは陰謀事件で死ぬのではない。都房に挑戦したから死ぬのだ。都房を危機に陥れた罪、妻を治められなかった罪、そして、皇室がキムヤクソンに変な期待を持たせた罪、ヤクソンには俺が何ども警告した。ソンイの夫になった瞬間から、自分の命は自分のものではないということを知らなければいけなかったのだ。自分の失敗を今頃わかっているだずだ。なぜ死ぬのかも・・・とキムジュンに話す閣下であった。

キムヤクソンの家で。
私たち夫婦はこのように最後を迎えるみたいですね・・・というソンイに、一杯注いでくれと杯を出すキムヤクソン。震える手で毒の酒を注ぐソンイ。ここまで・・・になるとは思っていませんでした。死ぬことになろうとは思っていませんでした。私もどうすることもできません。逃げられるはずだったのに・・・というソンイに、俺も男だ。逃げとしても高麗のどこに逃げるというのだ・・・と言い自分で酒を注ぎ飲み続けるキムヤクソン。

何で私の言うことを聞いてくれなかったのですか・・・何回もここを出て行ける機会を作ったではないですか・・・というソンイだが、幸せに・・・と息を引き取るキムヤクソン。

都房で。
キムジュンに必要な仕事を任せろ。キムジュンを別将の7品武官に昇格させろ。もっと上げたいが、他の目もあるから・・・とパクソンビ将軍に命じる閣下であった。

後継者(キムヤクソン)が皇室に寝返ったから、背信行為だといえるでしょう。閣下が皇帝の玉座を狙っているのではないですか。キム別将はどちらの味方ですか。都房から大きな恩恵を受けたでしょ。閣下を王位につけたいのではないですか・・・と聞く王の配下に、閣下は決して王位につくことはないでしょう。もし、そんなことがあれば、命をかけて防ぎます。都房を運営する武人達は誰も王位を奪ったことはない。貴方は見たいな人はただ皇帝の王位だけを考えているが、閣下は、この国の未来を考えておられるのだ。それを知らないといけない。王座なんて価値もないと言い放つキムジュンであった。

次話へ。