韓国ドラマ「武神」54話

韓国ドラマ「武神」54話

キムジュヒョク(キムジュン役[金俊]:奴隷)、キムギュリ(ソンイ役)、パクサンミン(チェヤンベク役:奴隷)、イジュヒョン(キム・ヤクソン役)、ホンアルム(ウォル役:奴婢)、チョンボソク(チェウ役:チェチュンホンの息子役)、チョン・ンモ(チェヤン:チェウの弟)

【54話】

陛下がなくなり・・・。

陛下の玉座の前で。
テジョ太子の息子のテソン太子を玉座に座らせ・・・。
今は非常時だ。テジョ太子が蒙古に行かれている間に、陛下が亡くなられました。しかし、国政は野放しにすることはできません。蒙古は退却したのではなく、西京にとどまり、城を作り、民を支配している。この国が滅びようとしている。これに対応していかないといけない。特に、玉座の主人がいらっしゃらない時は、より注意しないといけない。今から、我ら軍部が準備した新政策を発表する。非常時の我々軍部は、次のような原則を決めた。絶対に開京に帰らないことと、誰でも開京遷都を言い出す者がいれば、重罪に処する。そして、(我々の)領土を取り戻す。百姓は平時には農業をし、戦時には、軍隊化する制度を作る。全ての百姓の軍隊化、戦闘化を成し遂げる。意義はないな・・・と配下、陛下の臣下に言い放つキムジュンであった。

蒙古から帰って来るテジョ太子。
玉座に座り・・・。
父を継ぎ、皇帝になったと宣言するテジョ太子。
蒙古の皇帝が我々の苦悩を包み込んでくれ、恩恵を与えてくれ、我々は希望を持てるようになった。戦争はこの国ではもうない。蒙古が我々を保護してくれることになった。百姓は本分の農業を行い、臣下はこの国の再建に力を尽くしてくれ。蒙古は敵ではなく、兄弟だ。我々も彼らの行為に、答えないといけない。この江都を離れ、彼らの要求どおり、開京に帰る準備をしないといけないと言い放つテジョ陛下。

キムジュンの家で。
言葉にもならない。蒙古との戦争が終わったって・・・呼吸もできないようにするために・・・我々の持っているものを全て出せというに決まっている。開京には帰らない。それは完全な降伏を意味する。絶対に行かない。新政策はそのまま実行すると配下の前で言い放つキムジュン。
あいつらは、武装解除をさせようとしているのだ。鎧を脱ぎ、剣を捨てろと・・・俺達は何もできなくなると興奮するキムジュン。

兵の訓練場で。
蒙古が聞いたら、和寇に備えて、準備していると言ってくださいとテジョ陛下に話すキムジュン。

テジョ陛下によって、閣下の位を与えられるキムジュン。
大高麗の栄光のために献身を捧げようと・・・と皆の前で言い放つキムジュンであった。

次話へ。