「大王の夢」14話 15話

「大王の夢」14話 15話

チェスジョン/青年期 チェサンウ(キムチュンチュ王役)、キムユソク/青年期 ノヨンハク(キムユシン役)

、パクジュミ/青年期 ソンジュア(善徳女王:トンマン王女役)、イヨンア/青年期 キムヒョンス(スンマン

皇后役)、チョンドンファン(キムヨンチュン役:キムチュンチュの父)、チョギョンスク(チョンミョン王

女役:キムチュンチュの母)、チョソヨン(ポリ宮主役)、リナトグレース(ウンミョン皇后役)、ミンジア(

ポフィ役)、チェイルファ(キムリヒョン役)、新羅真平王、金色狐(刺客)、ビヒョンラン(鬼門の首領)、葛

文王(カルムナン王)、上大等(サンデドゥン:祖父)

【14話】

山で。
殺されそうになるスンマン皇后の娘をスンマン皇后の配下から奪うビヒョンラン。
ビヒョンラン配下で、スンマン皇后の侍女が自分の娘としてスンマン皇后の娘を育てるのであった。

山で。
王を殺した夢を見たキムチュンチュ。俺が恐れているのは皇后陛下ではない。三韓統一の初心を忘れ、権

力だけを追いかける権力者になってしまうか、怖いのだ。暴政に立ち向かう内に、自分も権力に溺れ、三

韓統一をあきらめ、民を迫害するそういう者になってしまうか、怖いのだとキムユシンに、自分の心情を

話すキムチュンチュ。

畑で。
畑を耕すキムチュンチュの元へ、キムユシンの妹、ムンフィが息子を連れて・・・。
正式な婚礼はしなかったけど、息子の挨拶は受けなくては・・・と。
赤ちゃん、あの方がお前のお父さんよ。貴方がいなくてはならない所はここじゃなく、朝廷です。ソラブ

ルに戻って、彼らと戦ってください。この子に憧れの姿を見せてあげてください。夫人がチュンチュ様を

頼むと任されました。だけど、チュンチュ様の心を掴むことができないから、私達、母子が自決し、チュ

ンチュ様の自責の念を払拭しますと短剣を抜くムンフィ。
自分の血筋さえも、面倒をみることができないのに、三韓の民を合わせて、面倒を見ることができるとい

うのですか。決断してください。家門から追い出され、貴方様も面倒を見てくれないなら・・・チュンチ

ュ様が与えてくれた命だから、この子を息子として認めてくれないなら、この場で死にますと言い放つム

ンンフィであった。

トンマン王女の前で。
結婚式をあげるキムチュンチュとムンフィ。

【15話】

ある館で。
トンマン王女を待つ百済ウィジャ王子。
新羅と百済が生き残るために、二つの国が手を組んで、高句麗に対抗しなければいけないとお願いしてい

るのですと言うトンマン王女に、王女がどんな権限を持って、タンハンソンを下さるというのですかと聞

き返すウィジャ王子。
新羅王室の名誉をかけて、必ず成功させますと言い放つトンマン王女。
同盟の調印をしているところに、王女、どこにいる。出てこなければ軍隊を突入させる・・・とスンマン

皇后が現れ・・・。

王の御前で。
百済との同盟は許せません・・・と反対する忠臣達。
それよりも、唐の皇帝の要求どおり、高句麗に以北の土地を出すことはできても、百済とは同盟は不可能

ですと言い放つ忠臣達。

王の御前で。
必ず勝利しろ。朕は王女に軍事権力を与える。(トンマン)王女の命を王命として受け取らないといけない

。高句麗が二度と新羅の土地に入らないようにしろと命じる王であった。

出兵する新羅軍。
同盟を結んだはずの、百済軍が到着するが・・・ウィジャ王子がいない。
どうしてウィジャ王子が見えないのかと聞くトンマン王女に、何かおかしいです。王女様は陣に戻ってく

ださいと言うキムチュンチュ。
私はあいつらの真意がわかるまで、背中を見せないと言い放つトンマン王女。
新羅残党を排除しろ・・・と百済軍が攻めて来るのであった。
どうしたじょとだ。ウィジャ王子が裏切ったのかと狼狽するトンマン王女。
戦う新羅軍と百済軍。

次話へ。