「奇皇后」4話

「奇皇后」4話

ハジウォン(キスンニャン役:高麗出身で元国の皇后)、チュジンモ(ワンユ役:高麗の国王)、チチャンウク(タファン役:元国の皇帝)、ペクチニ(タニシルリ役:ヨンチョルの娘、タファンの正室)、キムソヒョン(ファンテフ役:タファンの叔母)、チョンクァン(ヨンチョル役:元国最高の功臣)、イジェヨン(ワンゴ役:高麗王族出身の功臣)、キムヨンホ(ペクアン役:元国右丞相)、イムンシク(パンシヌ役:高麗王の宦官)、ユンヨンヒョン(チョンバキ役:高麗王配下)、キムチョンヒョン(タンギセ役:ヨンチョルの長男)、チンイハン(タルタル役:ペクアンの甥)、チャドジン(タプチャヘ役:ヨンチョルの次男)、キムミョンス(カジオ役:軍長、スンニャンの父)

皇太子の寝室で
刺客が・・・。お菓子があれば持って来いと命じる皇太子の声に気づき・・・皇太子の寝室に走るスンニャン。剣を向け、誰だ。誰が送ったと言い放つスンニャン。
刺客の腕を斬りつけるスンニャン。逃げる刺客。

キムミョンス軍長の部屋で
スンニャンの顔を見つめる軍長。お前の母に本当に似ているな。スンニャンが持っていた指輪を出し・・・何で俺が父親だということを知らないふりをしていたのか。お前の兄もいると言う軍長に、私はこのままがいいです。皇太子が探していると思うので行きますと言い、出て行くスンニャン。

お前をどれだけ探していたか・・・お前の母が亡くなったと聞いて・・・と追いかけて来た副軍長に、私のために、苦痛を与えることはできません。私は脱走した身です。男として生きているのが発覚すれば、その家族がどんな罪に問われるかわからないのですか。私はただスンニャンとして軍長のそばにいます。だから、何も知らないふりをしていてくださいと言い去って行くスンニャンであった。

修練場で
剣、弓矢をスンニャンから習い始める皇太子。

海岸で。
馬で競争をする皇太子とスンニャン。

皇太子の寝室がある城で
タンギセ将軍率いる元軍が皇太子の命を狙って・・・。
皇太子を守って戦うスンニャン。
皇太子を連れ、海岸へ。船までたどり着いたが・・・。
ペガン将軍とタルタルが追いつき・・・。
皇太子に向かって放たれた矢を身を挺して守るスンヒャン。

自ら命を絶って、名誉を守ってくださいと短刀を海岸に投げ、突き刺すペガン将軍。
ペガン将軍の前に歩み寄り、俺をよく見ろ。俺が誰だ。前陛下が世継に選んだのが俺だった。この身体が元国の直系の血統だ。俺を殺せばヨンチョル宰相の忠実な犬として生きられるが、皇太子を殺した罪は末裔に至るまで天罰として、苦しめるだろう。さあ、俺を斬ってみろ・・・と言い放ち、目をつぶる皇太子。
俺の弟が死にかけている。もう少し我慢すれば、俺が元国の王座に着くんだ。俺は死なない。祖先のジンギスカンが俺を守っているからだと言い放つ皇太子の言葉で、一緒に着いてきたタンギセ将軍の兵を抹殺し、ひとつ約束してください。必ず、生きてペガンの前に現れてくださいと言うペガン将軍。

天は英雄を捨てたとことはないと言う皇太子の前に、膝まづき、このペガンを忘れないでくださいと二人を逃がすペガン将軍とタルタルであった。

次話へ。