「奇皇后」8話

「奇皇后」8話

ハジウォン(キスンニャン役:高麗出身で元国の皇后)、チュジンモ(ワンユ役:高麗の国王)、チチャンウク(タファン役:元国の皇帝)、ペクチニ(タニシルリ役:ヨンチョルの娘、タファンの正室)、キムソヒョン(ファンテフ役:タファンの叔母)、チョンクァン(ヨンチョル役:元国最高の功臣)、イジェヨン(ワンゴ役:高麗王族出身の功臣)、キムヨンホ(ペクアン役:元国右丞相)、イムンシク(パンシヌ役:高麗王の宦官)、ユンヨンヒョン(チョンバキ役:高麗王配下)、キムチョンヒョン(タンギセ役:ヨンチョルの長男)、チンイハン(タルタル役:ペクアンの甥)、チャドジン(タプチャヘ役:ヨンチョルの次男)、キムミョンス(カジオ役:軍長、スンニャンの父)

元の宮殿で。
先輩宮女から嫌がらせを受けるスンニャン。
続けましょう・・・と鞭を振る先輩宮女。
反撃を始めるスンニャン・・・先輩宮女の胸元をつかみ、ここまで来るまで何回も死線を越えてきた。死神も私に手出しできなかった。これ以上、私を苦しめるな。一緒に苦労するお前達にまで手を下したくはないから・・・と言い放つスンニャンであった。

宮殿で。
手作りのナイフに蛇の毒を塗り・・・父の仇である元のタファン皇帝を殺す計画を立てるスンニャン。
毒を塗ったナイフをタファン皇帝に投げようとする瞬間、タンギセ将軍が・・・。
暗殺の機会を逃すスンニャンであった。

トルゴル族と対峙する戦闘陣営で。
握り飯を食っている最中に、ワンユ前高麗王の配下が不穏な動きがあります。兵器の音が聞こえますと戻ってくるが・・・そこへ、トルゴル族が攻撃を仕掛けてくる。武器を持っていない捕虜の高麗人が殺されていく。高麗人が殺されていく・・・なんとかしなければ・・・と敵の剣を奪い、戦うワンユ前高麗王。
武器を持っている者は前に出て、アイツらの攻撃を防げと叫ぶワンユ前高麗王。
そこへ、何人死んだのか・・・と元のペクアン将軍が。
ペクアン将軍に剣で挑むワンユ前高麗王・・・お前達が殺したんだと叫ぶワンユ前高麗王。

ペクアン将軍の幕屋で。
異民族であっても、武器を渡さないとは・・・と言うワンユ前高麗王に、これは元とトルゴル族の戦いだと思っているからだ。差別はお前達自身が作っているのだ。自分の命を守ることしか考えない者に、与える武器はないと言い放つペクアン将軍。
その烏合の衆を強い軍隊に作ってみせる。私に指揮権をくださいと言うワンユ前高麗王に、ヨンビョンスとワンユ前高麗王との勝負の勝者に指揮権を与えるというペクアン将軍。

トルゴル族と対峙する戦闘陣営で。
ワンユ前高麗王とヨンビョンスとの戦いが始まる・・・。
相手が降伏すれば勝負がつく。万一、最後まで降伏しなければ、殺してもいいと言うタルタル将軍。
尊い身体に傷をつけたくなければ、今すぐ降伏しろというヨンビョンスに、最後まで降伏するなと言い放つワンユ前高麗王。
戦いが始まる・・・。

次話へ。