「奇皇后」33話

「奇皇后」33話

ハジウォン(キスンニャン役:高麗出身で元国の皇后)、チュジンモ(ワンユ役:高麗の国王)、チチャンウク(タファン役:元国の皇帝)、ペクチニ(タニシルリ役:ヨンチョルの娘、タファンの正室)、キムソヒョン(ファンテフ役:タファンの叔母)、チョンクァン(ヨンチョル役:元国最高の功臣)、イジェヨン(ワンゴ役:高麗王族出身の功臣)、キムヨンホ(ペクアン役:元国右丞相)、イムンシク(パンシヌ役:高麗王の宦官)、ユンヨンヒョン(チョンバキ役:高麗王配下)、キムチョンヒョン(タンギセ役:ヨンチョルの長男)、チンイハン(タルタル役:ペクアンの甥)、チャドジン(タプチャヘ役:ヨンチョルの次男)、キムミョンス(カジオ役:軍長、スンニャンの父)
タルタル将軍。

狩猟大会で。
大会でタファン皇帝と奇氏を殺す計画を立てるタンギセ将軍。
夜中に、タファン皇帝と奇氏が通る道に、落とし穴を作り、上から網が落ちるようにし、網で捕まえた者に、弓矢が放たれるように、罠を仕掛けるタンギセ将軍配下。
それを見ていたワンユ元高麗王配下は、出来るだけ壊そうと奔走し・・・。

タファン皇帝と別れて、一人で、狩をする奇氏。
そこへ、タニシルリ皇后とその配下が・・・。
奇氏めがけて矢を放つタニシルリ皇后。矢は外れ・・・。
あの女を殺せ・・・と配下に命じるタニシルリ皇后。
弓矢を放ち追いかけて来る兵士達。
よし、ひとり残らず殺してやる・・・と迎え撃つ奇氏。
ひとり残った・・・しかし、矢がない・・・ナイフを投げ、最後の兵士を殺すが・・・そこへ、タニシルリ皇后が・・・弓を構えて・・・。

陛下の寵愛を受けた対価がこうなるとは思わなかっただろと言うタナシルリ皇后に、今死んでも後悔はない。陛下が毎晩私を抱き、何て言っているか知っていますか。私が真のこの国の皇后だと・・・タナシルリは女じゃないとも言っていた。装飾に過ぎない。空に過ぎないと・・・興奮させる作戦に出る奇氏。
心の中で興奮すれば矢は外れると思い、悪口を言い続ける奇氏。
矢は外れ、ナイフで戦う二人。タニシルリ皇后の首にナイフを・・・優勢に立つ奇氏だが・・・。
結局、タニシルリ皇后を見逃すことにする奇氏。

林で。
陛下を探しに行く奇氏。
陛下に出会うが罠に掛かり、上から網が・・・。
毒矢が放たれる・・・。奇氏をかばい、自ら、腕に毒矢を受けるタファン皇帝。
タファン皇帝と奇氏を追うヨンチョル大宰相配下の兵士を蹴散らすワンユ元高麗王とその配下。
危機一髪の所へ、ワンユ元高麗王の配下が加勢に・・・。

毒矢を受けたタファン皇帝を連れ、幕屋まで辿り着く奇氏だが・・・。
そこには、ヨンチョル大宰相とその配下達が・・・。
危機一髪の所へ、ペクアン将軍が・・・。二人を解放しないヨンチョル大宰相に・・・
大宰相様・・・陰謀を企てられたのですか。万一、陛下が亡くなったら、辺境領主達は大宰相を疑わざるをえませんとヨンチョル大宰相に言い放つ奇氏。

ヨンチョル大宰相の部屋で。
ワンユ元高麗王に証言を頼むヨンチョル大宰相。

皇太后と奇氏の御前で。
皇帝陛下と奇氏を何で殺そうとしたのですかと聞く皇太后に、何の根拠があってそんなことを言うのですかと言い返すヨンチョル大宰相。誰が殺そうとしましたかと聞くヨンチョル大宰相に、兵士達ですと答える奇氏。私達も見ました。兵士達が奇氏を殺そうとしていましたと横から発言する側室達。では、陛下を殺そうとしていた者の中に私もいましたか。私の息子達を見ましたか。兵士達だけです。よって、この首謀者を捕まえて来ました・・・とヨンビョンスを差し出すヨンチョル大宰相。
すべて、このヨンビョンスが企てたことです。奇氏を殺そうとしただけです。陛下は巻き込まれただけですと発言するヨンビョンス。今回の事件は全て解決した・・・と去って行くヨンチョル大宰相。

反対に、陛下を守れなかった奇氏と護衛宦官に罰を与えなければいけないと主張するタナシルリ皇后。
連行される奇氏・・・。

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