「獄中花・オクニョ・オンニョ」9話

「獄中花・オクニョ・オンニョ」9話

チンセヨン/子役 チョンダビン(オンニョ役)、コス(ユンテウォン役:ユンウォニョンの庶子)、キムミスク(文定王后役:中宗王の王妃)、チョンジュノ(ユンウォニョン役:文定王后の弟)、パクチュミ(チョンナンジョン役:ユンウォニョンの妾)、ユンジュヒ(イソジョン役:妓女)、キムスヨン(ユンシネ役:チョンナンジョンの娘)、チョングァンリョル(パクテス役:チョンガンジョ・趙光祖の弟子)、チェテジュン(ソンジホン役:パクテスの孫)、チョンウンピョ(チチョンドゥク役:チョノクソ・典獄署の官吏・オンニョの養父)、チュジンモ(イジハム役:学者、オンニョの師匠)、チェミンチョル(チョンデシク役:典獄署署長)、イムホ(カンソノ役:捕盗庁武将兼チェタミン(諜報員))、イヒド(コンジェミョン役:商団大行首)、カンミノ(キチュンス内禁衛役:文定王后直属護衛)、シュリ(チョンドン役:スリ)

漢城府の監獄で。
手足を縛られ・・・牢に閉じ込められるオンニョ。
差し入れられたお粥を口だけで食べるオンニョ。

オンニョに会うキチュンス護衛官。
今、パクテス様の死について再調査している。パクテス様の死がお前の間違った判断と失敗の為だと聞いた。俺に言いたいことはないかと聞くキチュンス護衛官に、カンソノ武将が言ったユンウォニョン大監のことを口にすれば死ぬという言葉を思い出し、事実です。私の失敗でパクテス様は死にましたと答えるオンニョ。今回の事件にユンウォニョン大監が首謀者だということを知っているかと聞くキチュンス護衛官に、知りませんと答えるオンニョ。俺に真実を話せば、お前は生きられると言うキチュンス護衛官に、申し訳ありません。これ以上話すことはありませんと答えるオンニョ。それでは、一緒に収監された囚人を何で殺そうとしたんだと聞くキチュンス護衛官に、殺そうとしたのではありません。私を殺そうとしたので、反撃しただけですと答えるオンニョ。お前を殺すとしたのかと聞くキチュンス護衛官に、はいと答えるオンニョ。

オンニョ暗殺に失敗したことを聞き、そとに出して、その途中で殺せとカンソノ武将の配下チェタム(諜報員)チュチョルギに命じるユンウォニョン大監。

漢城府の監獄で。
オンニョを義禁府に移送しろという命令だと役人がオンニョを漢城府から移送する・・・。
そのすぐ後に、役人に扮したカンソノ武将の配下チェタム(諜報員)チュチョルギがオンニョを義禁府に移送すると漢城府に来るが・・・。
義禁府にはいない・・・。消息を絶つオンニョ。

典獄署の地下牢で。
典獄署の地下牢に匿われたオンニョ。
・・・回想・・・
誰がお前を殺そうとしたかわかるか。俺の推測が正しければ、お前と明国行ったチェタム(諜報員)だと言うキチュンス護衛官に、そんなはずはありませんと言うオンニョ。俺の話を信じても信じなくても、お前の勝手だ。しかし、はっきりしていることは、俺がいつまでもお前を守ることはできないということだ。お前が生きたいなら、パクテス様の死についての全ての秘密を俺に話さないといけない。考えが変われば、典獄署署長に話せ・・・と言い去って行くキチュンス護衛官。

パクテスの孫を探して欲しいとチョンドンに頼むオンニョ。

典獄署で。
ユンウォニョン大監がオンニョを探していることを知り、これは天が与えてくれた恵だと考え始める典獄署署長。

妓房で。
ユンウォニョン大監に会い、オンニョが典獄署の地下牢にいることを知らせる典獄署署長。
カンソノ武将の配下チェタム(諜報員)にすぐに行って殺せと命じるユンウォニョン大監。
それを偶然聞いたユンテウォンがチョンドンと共にオンニョの養父チョノクソに会い、今すぐオンニョを連れ出さないと殺されると告げ、救出しに・・・。

典獄署の地下牢で。
危機一髪の所を地下牢の秘密通路を抜け・・・脱出するオンニョ。
オンニョの周辺にいる者を探しだし、オンニョを殺せ・・・と言うカンソノ武将の配下チェタム(諜報員)の言葉を聞き・・・カンソノ武将が生かすと言った言葉を疑い始めるオンニョ。

脱獄者として、オンニョの指名手配の掲示が貼り出され・・・。

チョンドンの隠れ家で。
地下牢に、20年収監されていたパクテス様がいらしゃった。陰謀の罪で収監されたが何で生かされているのかはわからないと・・・。その方は若い時、チェタム(諜報員)だったそうです。その方に武芸を習い、捕盗庁の茶母になるために、試験を受けたんですが、落ちたんです。他の人よりも実力があったのに落ちたのは、チェタム(諜報員)するためだったのです。私の最初の任務は明国の大使を暗殺することで・・・私は行首様の商団の通訳として入ったのです。任務遂行中に、パクテス様が死んだんです。いいえ、チェタム(諜報員)の同僚に殺されたのです。自分の死はユンウォニョン大監が計画したものだと言われました。私が監獄に入れられたのは、その方の死に対する責任を取るためでした。私の判断ミスでパクテス様が死んだと・・・政治的理由の為に、私が責任を取らないといけないと言われました。私の責任でパクテス様が死んだと認めれば、私が生きれると・・・それでその言葉を信じて待ったのに、アイツらは私を殺そうとした。チェタム(諜報員)は、国の為に仕事をするという自負心と褒賞で他の人は参加するけど、パクテス様は私に絶対にチェタム(諜報員)になるなと言われました。その言葉を聞かずに、チェタム(諜報員)に
なったのは、私の欲でした。行首様の商団に迷惑を掛け、申し訳ありませんと言うオンニョに、責任を感じることはない。お前を利用したアイツらのせいだ。お前が責任を感じることではないと言うユンテウォン。

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