「獬豸(ヘチ)」9話

「獬豸(ヘチ)」9話

チョン・イル(延礽君・ヨニングン役:後の英祖王)、クォン・ユル(パクムンス役:監察官)、コ・アラ(ヨジ役:茶母・歩く人間兵器)、パク・フン(タルムン役:ならず者組織の頭目)、イ・ギョンヨン(ミン・ジノン役:西人老論(ソインノロン)勢力の頭目)、チョン・スノン(チュ・ヨンハン役:司憲府(サホンブ)の監察官)、チェ・ミンチョル(ユンヒョク役:クムスジョ派の代表・司憲府(サホンブ)監察官)、チョン・ペス(チャンダル役:司憲府(サホンブ)監察官)、アン・スンギュン(アボン役:司憲府(サホンブ)監察官)、イ・ピルモ(ハン・チョンソク役:司憲府(サホンブ)監察官)、ハン・スンヒョン(朝鮮20代王・粛宗(キョンジョン)王)、ナム・キエ(インウォン王后)、ノ・ヨンハク(延齢君(ヨルリョングン)役)、ソン・ジシン(セジャピン:粛宗(キョンジョン)王の正室)、ノ・ヨンハク(延齢君・ヨルリョングン役)、チョン・ムンシン(密豊君・ミルプングン役)、ハン・サンジン(ウィ・ピョンジュ役:司憲府(サホンブ)監察官)、イ・ピルモ(ハン・ジョンソク役:司憲府(サホンブ)監察官)、ハン・サジン(ウイ・ピョンジュ役::司憲府(サホンブ)監察官、ト・ギソク(ケドル役)、キム・ジョンス(イ・イギョム役:西人老論(ソインノロン)、パク・ジョン(チョホン役:側室)、イ・ウォンジェ(キム・チャンジュン役)、イム・ホ(イ・グァンジャ役:少論)

司憲府で。
ハン・チョンソク兄貴が何で死んだのか、調べ上げるとウィ・ピョンジュ監察官長に言い放つパクムンス監察官。

宮殿で。
今日は、初めての朝講禮(世継ぎ王子の午前授業)だから、朝廷の全ての者が集まるのに、世継ぎ王子がここでさぼっている。俺は狂っているのか。心配するな。対策がないのではなく、探している途中であった。誰も来ない。さぼっているのは、俺だけじゃない。誰もそこに現れないから・・・と探しに来た側室チョホンに話すヨニングン。

沐浴場で。
今日の事は知っていらっしゃいますよね。宮殿内では世継ぎ王子の立場はまだ危ないですとヨニングンに言うイ・イギョム大監とキム・チャンジュン大監だが・・・。
出て行く二人。誰のお陰で世継ぎ王子になれたと思っているのか・・・勢力者の味方もいないのに・・・俺とお前を無視しして、誰が自分の味方だと思っているのかと興奮するキム・チャンジュン大監。
政治を知らない雛じゃないですか、教えてあげなくては・・・となだめるイ・イギョム大監。

少論の会議で。
王様から頼まれたのに、世継ぎ王子の初めての朝講禮に参加するべきだったという意見と、片親が奴隷の世継ぎ王子をどうして認められるのだという意見が対立する中・・・。
俺の事か、当然、認めるのは難しいよな。今日は、初めての朝講禮だったが、ここに来ればお前たちに会えると思って、挨拶しますと頭を垂れるヨニングン。
老婆心ながら、一言言います。片親が奴隷だからではありません。認められない理由は。他の忠臣がどうかは知りませんが、血統ではなく能力、政事においてはそれが先ですと言うイ・グァンジャ大監に、血統ではなく能力か・・・思いがけない言葉だ・・・俺が世継ぎ王子であることを証明すれば、政事を治める素質を見せれば、貴方は私を認めるということですかと聞き返すヨニングン。
王でない世継ぎ王子は政事に加担することはできなく、それに関係する言葉も発してはいけない。全ては王の権限であり、そうなれば、王権を欲することだ。世継ぎ王子を信じられないのはそこです。世継ぎ王子が王権を欲することがありえるというところですと言うイ・グァンジャ大監に、結局、そういうことか、俺は少論の敵でしかない。だから、何もするな。何もせずに、世継ぎ王子であることを証明しろ。最初から不可能な宿題を与えてくださったのですね。師匠・・・しかし、俺なら俺を敵にはしないそれは危険で。師匠のお眼鏡にかかる部分もあるかもしれないから・・・と言うヨニングン。

何もしないで・・・世継ぎ王子であることを見せろとは・・・そうだ。急いではいけない。時を待たなければいけないと考えるヨニングンであった。

幼い娘の人身売買事件の調査を任せられるヨジとパクムンス監察官。

妓房で。
清国への人身売買の本拠地である妓房に潜り込み調査を開始するヨジ達だが・・・。
頭目にばれ・・・。

 

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