金首露(キムスロ)21話

金首露(キムスロ)21話あらすじ(ネタばれ)です。

主演:チソン/子役パクコンテ(キムスロ役:伽耶初代王)、ユオソン(シンギガン役:部族長)、コジュウォン/子役ウォンドギョン(イジンアシ役)、ソジヘ(ホファンオク役:巨商ホジャンサンの娘)、イピルモ(ソクタル役)、チャンドンジク(ユチョン役:スロの師匠)、カンビョル(アヒョ:スロの恋人、サロ国王女)、ペジョンオク(チョンギョン妃役:スロの実母)、イヒョジョン(イビガ役:クヤ国神官長)

自分を使って、スロを脅迫しているシンギガンの行為を知り、スロの為に、シンギガンを殺そうとするスロの母だが、失敗し・・・結局、スロの重荷にならぬように・・・自害を選ぶスロの母であった。

シンギガンの館で。
亡くなった母の元へ向かうスロ。
どうなっているんだ・・・私の言葉が聞こえないの・・・と母の手を握り、母上、ごめんなさい・・・と。
母の葬式を開き・・・。
放心状態のスロ。

部屋で。
剣を抜き、シンギガンの元へ向かおうとするスロだが・・・。
外で、ソンド首領が待っていて・・・剣を下ろせと言うソンド首領に、シンギガンの首を取るまで何も出来ませんと言い放つスロ。スロを殴り、失望した。お前を信じてここまで来たおれ自身が情けないと去って行こうとするソンド首領に、自分自身が情けなくてどうにも我慢できません。俺の無力感が・・・母を殺したと思われ、どうしても我慢できませんと剣を投げ、膝まづき泣くスロ。スロ・・・泣くな。復讐の剣はしばらく置いておけ。シンギガンに対する復讐ではなく、世間に対する復讐をしろ。それが亡くなった母上が望むことだと言うソンド首領の前で、泣き叫ぶスロであった。

神殿で。
神託がスロに降りたのは確かかと聞くチョンギョン妃に、そうです。天意に従ってくださいと言う神女。
分かった。そうする。スロをクヤ国の王にしなければならないと誓うチョンギョン妃であった。

スロの鍛冶場で。
鍛冶場の釜に火を入れるスロ。
煙突から火が上がり、歓声をあげるスロの仲間達。
皆さん、ヘバンチョンに希望の火が上りました。この火はヘバンチョンを越えて、クヤ国へ、そして、クヤ国を越えて、四方八方に広がる火の道になるはずです。そして、ここで作った鉄は、海を越えて全世界に、クヤ国の鉄の名声を伝えるはずです。まさに、皆さんの血と汗で作った鉄が・・・。凄いことではないですか・・・と叫ぶスロであった。
そこへ、チョンギョン妃が・・・。
私も一言言いたい。母を失くした痛みを乗り越え、立ち上がったスロこそ、このクヤ国を率いていく指導者としての資格があると思います。スロを中心として一致団結し、強く、錆びない最高の鉄を作られることを願いますと叫ぶチョンギョン妃であった。

スロの鍛冶場で。
お前は、このチョンギョン妃の息子だ。私がお前をクヤ国の王にすると言うチョンギョン妃に、気持ちはありがたいのですが、王は民が作るものであり、天君夫人(チョンギョン妃)が作る物ではないと思います。王になろうと思ったことはありません。シンギガンのように王になるといえば、どれほどの血が流れますか。私は自分が好きな人と一緒に生きて行きたいだけです。だから、これ以上私に期待しないで下さいと言い放つスロであった。

次話へ。