「月が浮かぶ川」2話

「月が浮かぶ川」2話

キム・ソヒョン(2役 ①ピョンガン:成人した王女/ヨム・カジン:暗殺者役 ②ヨン・ワンフ:中殿・正室)、ナ・イヌ(オンダル役:スンノブ族長オンヒョブの息子)、イ・ジフン(コ・ゴン役:ケルブ首領コ・ウォンピョの長男)、キム・ボムレ(ピョンウォン王役)、チャ・グァンス(チンピル役:クァンノブ首領)、ワン・ビンナ(チン妃役:王の側室、チンピル首領の娘)、キ・ウンセ(ヒョン妃役:王の側室)、パク・サンフン(世継王子ウォン役)、クォン・ファフン(26代高句麗ヨンヤン王役)、チョンウク(サ・ウナム役:スンノブ首領)、キム・ドンヨン(サ・プンゲ役:オンダルの友)、イ・ヘヨン(コ・ウォンピョ役:ケロブ首領)、チョン・インギョム(ヘ・ジウォル役:ソノ部首領)、チェ・ユファ(へ・モヨン役:ソノ部首領へ・ジウォルの養女)、チョ・テグァン(ウォルグァン僧侶:元高句麗大将軍)、ハン・ジェヨン(トゥ・ジュンソ役:暗殺集団ジョンジュパン首領)、リュ・ウィヒョン(タラサン役:暗殺者、双子の兄)、キム・フィジョン(タラジン役:暗殺者、双子の妹)、(ソン・イルオブ役:チョルノブ大将軍、ウォルガン僧侶)

山で
罠で捕まえたシカを取り出そうとするオンダル。
山賊が獲物を奪おうと襲ってくる瞬間、突然現れ、山賊を一掃するヨム・カジン(記憶を無くしたピョンガン王女)。
感謝する必要はないと去って行くヨム・カジンに、お前、暗殺者だろと言うオンダル。
私は宮殿で仕事をしているの。道に迷って・・・と言うヨム・カジンに、良かった。お前みたいな可愛い娘が暗殺者だったら悲しいから・・・と言うオンダル。
去ろうとするヨム・カジンに、そのまま立ち去るなら暗殺者だということだよな。宮女じゃないということだよな。(山賊の)治療をしてやらないと、そのまま放って置いたら死んじゃうだろ。山で採った薬草なんだけどこれを砕いて塗ってやれと渡すオンダル。

山賊に薬草を塗り、行けと言うヨム・カジン。
お前も怪我しているじゃないかとヨム・カジンの腕に薬草を塗ってやり、これからは誰も怪我させずに、自分も守れ。大事な命なのだからと言い去って行くオンダルであった。

宮殿で
反高句麗暗殺組織首領の命で、踊女として祭事に潜り込む為、宮女に扮して宮殿に忍び込みヨム・カジン。
王女の時の記憶が断片的にヨム・カジンの頭を過ぎる・・・。
自分の部屋の記憶・・・乳母の記憶などが・・・。

ソンハク山での祭事で
大王の前で、踊りを踊る踊女達。その中にヨム・カジンの姿も・・・。
石段に落ちている紙を拾うコ・ゴン。そこには「踊女が大王を狙うはずだ」という文字が・・・。
父、コ・ウォンピョに、踊女の中に刺客がいることを告げるコ・ゴンだが・・・じっとしていろと言うコ・ウォンピョであった。

服の袖から剣を出すヨム・カジン。
その時に、イルブラン寺で、僧侶を殺している大王の姿と火の海と化した寺の記憶がヨム・カジンの頭によみがえる。
同じように、同じ光景を思い出した大王が踊女達に、踊るのを止めろと言い、踊女達の中に入って来る。
ヨム・カジンを見た大王は、お前がどうして・・・と(亡くなったヨン・ワンフ王妃と錯覚し)ヨム・カジンに近づいて行くのであった。
煙幕弾を投げ、逃げるヨム・カジン。

木にロープを巻き付け、崖の下へ飛び下りるヨム・カジン。
その時、崖を登る自分と崖から落ちていく男の記憶が頭の中に・・・。
兵士に見つけられ、弓矢を射られるヨム・カジン。
そこに、オンダルが助けに・・・。ヨム・カジンを引き上げるオンダル。
どういうことなのかとヨム・カジンに聞くオンダル目掛けて、矢を放つ兵士。
オンダルを庇い、兵士が放った矢がヨム・カジンの背中に・・・。
気を失ったヨム・カジンを治療するオンダル。この程度なら生き残れるだろう・・・と去ろうとするオンダルの手を掴み、助けて・・・とうわ言を言うヨム・カジン。仕方なく、ヨム・カジンを自分の家に連れて行くオンダルであった。

オンダルの家で
眠りから覚めるヨム・カジン。入って来たオンダルに飛び掛かり、鉄箸を向けるヨム・カジン。
何で私がここにと聞くヨム・カジンに、助けてって言っていたじゃないかと言うオンダル
オンダルの家でしばらく過ごすヨム・カジン。

山で
本当の親を探せって、お前は暗殺組織首領が拾って来た子だって。緑色の首飾りがあるんだが、それが本当の親を探す証となるんだって・・・と養父が言っていた・・・と暗殺者組織の友タラジンに聞かされるヨム・カジン。

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