馬医(マイ) 41話 42話

馬医(マイ) 41話 42話

主演:チョスンウ(ペククァンヒョン役:馬医、医師)、イヨウォン(カンジニョン役:女医)、ソンチョンミン(イミョンファン役:カンジニョンの養父、医師)、ユソン(チャンインジュ役:女医)、イサンウ(イソンハ役:イミョンファンの息子)、イスンジェ(コジュマン役:医師)、ハンソンジン(ヒョンジョン王役:朝鮮18代王)、キムソウン(スッキ王女役)、チョンノミン(キムドジュン役:ペククァンヒョンの父)、チャンフィユン(ユンテジュ役:医師)、馬医チュギペ、サアム師匠

【41話】

宮殿で。
荷物整理をしている最中に、倒れる王女。天然痘に感染し・・・。
治療法がない・・・と悩むイミョンファン医師達。

恵民署で。
最初の天然痘患者が治ったと聞き、処方箋を探しに、恵民署に。
天然痘だとわからずに、熱を下げる薬を出したという担当医師。
天然痘は病状が変わっていくので、変るたびに漢薬を変えて行きます。しかし、今の患者は飢餓で体力が落ちています。強い薬に耐える気力もないのです。それは、王女様も同じだと思います。患者の熱を下げることに集中しようということです。弱い薬で患者の熱を下げようということですと医師達の前で話すペククァンヒョン医師。

恵民署で。
解熱約で、患者達の熱が下がり、病状が落ち着いていく患者達。

宮殿で。
呼吸困難に陥る王女。
イミョンファン医師の計らいで、サアム師匠の元一番弟子が王女の手術を担当することになり・・・。
手術をしようとする瞬間、お前みたいな奴に王女様を任せることはできない。早く出て行け・・・とペククァンヒョンが乱入し・・・。

【42話】

宮殿で。
この手術を出来るのは俺だけだと言う元一番弟子に、いや・・・それも間違っている。咽頭を切開するだと・・・自信満々だったのが・・・こんなことなのか。咽頭の中で大きくなったしこりがどうなっているか知らないだろ。どうしてそれを切開することができないのか・・・と言い放つペククァンヒョン。
お前は見たことがあるのかと聞き返す元一番弟子に、そうだ。見たことがある。俺の手で、数多く治した。だから、ここからすぐに出て行けと言い放つペククァンヒョンであった。

宮殿で。
王女様、恐れないでください。これも鍼ですと馬に使う鍼を見せ・・・王女様は、私のことをよく知っていらっしゃいますよね。王女様の猫も治した腕のいい馬医だったではないですか。昔、私に、私が王女様の大事な友だと・・・私にとっても王女様は大切な方です。必ず、助けます・・・と手術を開始するペククァンヒョン。
王女様の咽頭に鍼を刺し、中の膿を取り出すペククァンヒョン。呼吸発作を起こす王女様に、吐いてください。早く、吐いてくださいと語りかけるペククァンヒョン。
膿を吐き、一命を取り留める王女であった。

次話へ。