韓国ドラマ(大祚栄:テジョヨン)17話

さて、今回は、KBS韓国ドラマ(テジョヨン)17話のあらすじ(ネタばれ)、内容です。
アンシ城のヤンマンチュン将軍は、唐軍の補給路を断つ為に、唐軍の補給倉庫を探しているが・・。
一方、ピョンヤン城の王宮では、高句麗の危機的状況を感じ、王の姪スギョンが、この戦争を終わらせ、国を救う為に、唐に行かせてくださいと王に話すのであった。王は、お前を自分の娘と同じように思っている。行かせるわけにはいかないと…。

テジョヨンの計略通りに、テジュンサン将軍の一団は、唐の補給倉庫の地図を使って、ひとつひとつと、順に、唐の補給倉庫を襲撃し、火をつけていくのであった。

ピョンヤン城のヨンゲソムン大将軍を中心とした会議で、誰だか分からないが、お化けのように唐軍の補給倉庫を襲撃している一団がいることが報告されるのであたった。そこで、将軍たちは、口々に消息を絶ったヨンゲソムン大将軍の息子ヨンナムセン将軍の仕業に違いないというのであった。

唐の大将軍は、困り果て、ソリンギ将軍を呼び、補給倉庫を襲撃している一団を処理するよう命じるのだが、ソリンギ将軍は、全部隊の指揮権と引き換えなら、着手してもいいと言い放つのであった。
唐の大将軍は、これを許可し、ソリンギ将軍に任せるのであった。

ソリンギ将軍は、部隊に帰り、戦略を議論するが…。
イヘゴが、補給倉庫から、にせものの食料を運び、一団が現れたところを全面させるという、秘策を披露し、その戦略で着手するのであった。

補給倉庫から偽の食料を運び出すイヘゴとチョリンと数人のコラン族の部隊。
高句麗軍が攻撃を仕掛けた。しかし、テジョヨン、テジュンサン将軍の一団ではなく、ヤンマンチュン将軍の配下の将軍が指揮している高句麗軍であった。
しかし、待ち伏せして隠れていた唐軍の奇襲に合い、みごとに惨敗していくのである。

そこへ、テジョヨン、テジュンサン将軍の一団が到着し、その状況を知り、攻撃を仕掛けるのであった。その奇襲により、唐軍は、惨敗し、退却していくのだが、チョリンだけが、林で道に迷い、部隊を離れていくのである。

林の中で、テジョヨンとチョリンが出会う。
テジョヨンを殺そうとするチョリン。刀を納めよと言うテジョヨン。
「お前を信じたから、唐でなく、高句麗と手を結ぼうとした。でも、お前は裏切った。お前の為に、我々の兵士が死んだ」とチョリンは言い放つ。
チョリンの剣が、テジョヨンの腕を切り裂く。驚き、戸惑うチョリン…。
「俺は、お前を裏切ったことはない。一度もお前を忘れたことはない。高麗城を抜け出す時も、万里の長城を越える時も、戦場の中でも、お前のことが心から離れたことはない」と言うテジョヨン。

二人の世界の微かな余韻を残す中、チョリンを探しに来たイヘゴが現れる。
テジュンサン将軍配下の一団が合流し、イヘゴはチョリンを連れて逃げていくのである。

ヤンマンチュン将軍配下の将軍の陣営を尋ねるテジュンサン将軍。
すばらしい戦略、戦果とほめられるテジュンサン将軍だが、全て、ケドン(テジョヨン)の計略で、勝利してきたと、ケドン(テジョヨン)を紹介するのであった。
ケドン(テジョヨン)を見るふたりの将軍。ふたりともケドン(テジョヨン)を知っているので、見て驚くのである。特に、その内のひとり***コンモジャムは、ヨンゲソムン大将軍配下であり、ケドン(テジョヨン)が、テジュンサン将軍の息子であるということを知っていて、ケドン(テジョヨン)が旅たつのを助けた人物である。

ヤンマンチュン将軍のもとに行こうという将軍だが、ケドン(テジョヨン)は、自分は、敵地に入っていくと言うのである。それに対し、コルサビウとコンモジャムも一緒に行くと決意するのであった。

外に出て、テジョヨンは、コンモジャムに、自分がテジュンサン将軍の息子だということを話さないでほしいと伝えるが…。

コンモジャムがテジュンサン将軍に呼ばれる。
テジュンサン将軍は、「ケドンに初めて会った時に、切れた血筋がもう一度つながるような感情が沸いた」、「ケドンは、私の息子か?」とコンモジャムに問いただすのであった。
「そうだ」と答えるコンモジャム。

テジョヨンを尋ねるテジュンサン将軍。
テジュンサン将軍:「子供の面倒を見てやれなかった父親は、父親の資格がない。もう、隠さなくていい。目、唇、雰囲気、母タルギにそっくりだ。今までどんなにつらかったことか。」
テジョヨン:「罪を受けている最中です。母を無残に殺させてしまった。父を高麗城へ追放させてしまった。全て、私が生まれたから…。天下を取った時、初めて本当の名前を明かせ(母が亡くなる前に言った)、だから、それまでは、誰の息子だと言うことが出来ない。それが、私の罪の対価です。」
テジュンサン将軍「それは、お前のせいではない。それは、父のせいだ。それは、父が受けるべきだ。私を許してくれるか。お前を守れなかった私を許してくれるか」
テジョヨン「アボニム(父上)、アボニム…。」
テジュンサン将軍「ジョヨン、ジョヨン…。」抱き合う親子である。

ヨンナムセン将軍がある男に助けられている場面が…現れる。

テジョヨン、コルサビウ、コンモジャムの3人が会議。
テジョヨンがふたりに計略を話す。サス(地名)とウイド(地名)の間で、唐軍の命令書、密書が行き来しているのだが、その命令書を奪うという計略であった。
勝利の最後の機会が我々の手にあるということを信じて…と盛り上がるところで、次話への続きとなる。