「善徳女王[ソンドク女王])」59話

「善徳女王[ソンドク女王])」59話あらすじ(ネタばれ)です。 

主演:イスンジェ(新羅真興王役)・イムホ(新羅真智王役)・チョミンギ/ペクチョンミン[子役](新羅真平王役)・ユンユンソ/パクスジン(新羅真平王の皇后役)・シング(ウルチェ役:真平王忠臣)・チョンホビン(ムンノ役:新羅真平王配下)・ソヨンヒ(ソファ役:新羅真平王の侍女)・ユスンホ(キムチュンチュ:新羅武烈王)・コヒョンジョン(ミシル役)・アンギルガン(チルスク役:ミシル配下)・イヨウォン/ナムチヒョン[子役](善徳女王役)・オムテウン/イヒョヌ[子役](キムユシン将軍役)・パクイェジン/シンセギョン[子役](チョンミョン王女役:善徳女王の双子の姉)・ソン・オクスク(ソリ役:神官)・キムナムギル(ビダム役)

トンマン王女の部屋で。
トンマン王に会いに行くビダム。
そこには、ユシン、チュンチュ、アルチョンが・・・。
ビダムの前に、カラスの羽を出すトンマン王。
陛下、(これは)密約書です。私の名で使節団に渡された密約書です。私が陛下に約束した政治から手を引くということがばれました。ミセン候、ハジョン候、チュジン候・・・皆が知ってしまいました。その内容が彼らに危機を感じさせたみたいですと言うビダムに、朕は信じると言うトンマン王。
私が解決します。私の為に生じたことなので、彼らを掌握し、事を納めます。私に任せてくださいと頼むビダムであった。

調査部で。
陛下は、カラスの羽根の意味を解いてはいない。使節団が俺に渡した賄賂だと思っている。しかし、もう一度、俺が知らない間に事を成すならその時は陛下と関係なく、俺の手で処断する。陛下の死後に全ての政治から手を引く。このビダムが・・・。火に入れれればなくなる紙切れに、このビダムが従うと思っているのか。お前達が俺を信じられないなら、俺を信じなければいい。他の首領を探せ、いなければ、俺を信じ、俺の命に従え・・・と配下達に言い放つビダムであった。

一方、ビダムが知らない所で、人を集め、秘密軍隊を作っているビダム配下貴族達。

アルチョンと共に、ウォルヤ将軍の率いる部隊を視察するトンマン王。
これは凄い技術です。伽耶の兵器は凄いですね。ウォルヤ将軍を積極的に支援します。だから、全ての武器を開発してくださいと命じるトンマン王。既に、陛下に忠誠を誓ったので、大伽耶王室の秘密倉庫もチュンチュ候にも…と言うウォルヤ将軍に、まだ知らせないで下さい。チュンチュは性格が性急ですぐに勝負に出たがります。しかし、三韓統一は体力勝負です。どういう意味か分かりますねと話すトンマン王であった。

アルチョンと共に、開拓民の元を訪れ、当分農機の生産を縮小しますと説明するトンマン王。
長生きしてくださいと叫ぶ民達だが・・・。

宮殿に戻り・・・。
アルチョン候、私がしていることを全て知っているのはアルチョン候だけです。
アルチョン候なら、簡単に(他に)話さないと思っているからそうしているので、万一、私に何かが起こったら、アルチョン候が判断を下し、伝える者に伝えてください。人の事はいつどうなるか分からないから・・・とアルチョンに命じるトンマン王であった。

トンマン王の部屋で。
兵部に、武器開発、スパイ訓練の新組織を作るように命じましたとユシンに話し、チュンチュ、お前は、三国の政情が早くなっている。外交に集中しろとチュンチュに命じるトンマン王。
三韓統一は10年かかるか、1000年かかるか、分からない体力戦だ。戦略と兵力の戦いではない。その体力とは民から出てくる。分かっているな・・・とユシンとチュンチュに言い放つトンマン王であった。

トンマン王を貶めるために画策するミセン候。
箱を乗せた無人の船が港に到着し、中から書簡が・・・。
トンマン王の元へ、書簡が届けられる。
書簡には、「仏陀の名を持つ者が神国の王になる」という意味の文字が・・・。
ビダムが王になるって・・・と呟くユシン。

次話へ。