韓国ドラマ(善徳女王[ソンドク女王])」39話あらすじ(ネタばれ)です。
主演:イスンジェ(新羅真興王役)・イムホ(新羅真智王役)・チョミンギ/ペクチョンミン[子役](新羅真平王役)・ユンユンソ/パクスジン(新羅真平王の皇后役)・シング(ウルチェ役:真平王忠臣)・チョンホビン(ムンノ役:新羅真平王配下)・ソヨンヒ(ソファ役:新羅真平王の侍女)・ユスンホ(キムチュンチュ:新羅武烈王)・コヒョンジョン(ミシル役)・アンギルガン(チルスク役:ミシル配下)・イヨウォン/ナムチヒョン[子役](善徳女王役)・オムテウン/イヒョヌ[子役](キムユシン将軍役)・パクイェジン/シンセギョン[子役](チョンミョン王女役:善徳女王の双子の姉)・ソン・オクスク(ソリ役:神官)・キムナムギル(ビダム役)
会議で。
それでも貴族が売らずに価格が下がらなければ…と言うミシルに、そうなりますか。耐えられますか。皆さん、とても高くかったではないですか…と言い放つトンマン王女。
貴族は耐えられます…と言うミシルに、皆が団結していればそうでしょう。しかし、個々の貴族は、耐えられません。それが人の心だと、皆耐えないといけないと言われましたが、今、誰よりも先に売りたいのではないですか…と言い放つトンマン王女であった。
10両になれば買え、一気に素早く買わないといけない…とビダムに命じるトンマン王女。
売り始める貴族達…。
トンマン王女の部屋で。
次はどうするのですか。次も価格が上がれば毎回備蓄米を撒くのですか。簡単に考えても、そうはできないのではないですか。勿論、衝撃的でした…毎回、備蓄米を撒くことはできないでしょうあ。しかし、無謀な王女がいるという事実で、貴族達は買うことはできないでしょうと答えるトンマン王女。
良い悪いは別として貴族達がいます。税を徴収し、国を守る官吏の全てが貴族です。彼らに背を向けてどうやってやっていけるのか、私も気がかりです。心配にもなります。どうかうまくやってください…と出て行こうとするミシルに、疑問があります。貴方は賢明です。洞察力も優れていて、行動力、指導力、全て物が優れています。それなのに、前王以後の新羅は発展しないのですか。優れた指導者がいれば当然発展するのではないですか。最近、全ての記録を見て感じることは、発展がなかったということです。前王以後は何も…。どうしてですか。理由を知っていますか…と問いかけるトンマン王女であった。
穀物の利益で、農機具を作成させるトンマン王女。
ハジョン候の領土(アンガン城)の農民が暴動を…。
アンガン城に直接向かうトンマン王女。
農民の代表に、税金の250俵を返す。荒れた土地と農機具を与える。ただ、低い利子を取る…来年に300俵を返せばいい…収穫した穀物は50俵以外は、全てお前達の物だ。荒れた土地を農地に変えれば、その土地もお前達の物だ。王女としての約束だと言うトンマン王女に、王女の命に従いますと答える農民の代表。
私の意図を住民に与え、住民を正しい道に導き、新しい土地に定着できるようにできるか。王女の言葉は、朝廷と王室を代表し、山のように重いものだ。守れば、お前とお前の住民は新しい生き方を掴む事ができる。守らなければ、今日助けたお前の命をいつでも奪う。分かったかと…言うトンマン王女に、助けてくれれば命を掛けて王女様の志に従います…と言う農民の代表であった。
与えた穀物と農機具を持ってアンガンソンの農民が逃げた…と連絡が。
キムユシンを先に行かせ、逃げた農民を確保させるトンマン王女。
トンマン王女の部屋で。
真実と希望…で民を治めるとは。民は赤ん坊と一緒です。だから怖く、だから大変なのです。剥奪された赤ん坊に、米と対価を与えながら、今後、自ら、食べていける…暴動を起したのに処罰しない前例まで作ってしまった。補償は少しずつゆっくりとそれが支配の基本です。この国を滅ぼそうというのですか…と言い放つミシルに、食べる物がなくて反抗するのは、暴動とはいいませんと言うトンマン。
私を信じられなかったのです。貴方がいらしゃった間1回もなかったことですから。そうやって長い間恐怖で治めて来たから、今分かりました。それが、前王以後、新羅が発展しなかった理由でした。貴方が国の主人でなかったからです。貴方が国の主人であったなら、民を自分の赤ん坊のように思うはずですし、話し、うまく行く事を願うでしょう。主人出ないから、ひとの子の面倒を見るようなものだったのでしょう。罰を与え、統治して来たのでしょう。主人でない者がどうして国のためになる夢を、民のためになる夢を見られるでしょうか。ところで、夢のない者は絶対に英雄にはなれません。夢のない者の時代は、一歩も前進できませんと言い放ち立ち上がるトンマン王女。
ああ、あの話は感銘を受けました。嵐のような処罰と少しずつ与える補償、そして、前例を残してはいけないということも同意します。だから、絶対に前例にならないようにするつもりです…と言い放つトンマン王女であった。
逃げた農民の前で。
どうして逃げたのだ…と聞く王女に、助けてください。もう一度機会をくださいと言う農民代表。
どうして逃げたのかと聞いているのだ…言うトンマン王女に、荒地が開墾できる補償もないと言う農民代表。他の農機具とは違うと言ったではないか。武器に使う鉄だと言ったではないかと言う王女に、いい農機具なのか私達にはわかりません。結局、王女様も利子を取るのではないですか。貴族のように…と言い放つ農民代表。私はその貴族からお前達を解放してやろうとしたのだ。備蓄米を貰い、1日1日を生き延びるのではなく、土地を開墾し、お前達が自ら土地を持てるようにしてやったのだ。お前達が貴族の奴隷にならないようにしてやる為だ。奴隷として生きたいのか。お前達の息子も、その息子の息子も、奴隷として暮らせさせるつもりなのか。本当に分からないのか。お前達に土地を与えようというのだ。息子達に与えることのできるお前達の土地だと涙しながら…と言うトンマン王女に、土地はいらないから、命だけは助けてください…と叫ぶ農民達。
立ち上がり、私はどんなことがあっても、もお前達が土地を持てるようにする。生きる喜びを、希望を探せるようにさせる…とユシンの剣を抜き、お前達は約束を捨て、私との信頼を捨て、お前達の民の未来を奪った。未来を、希望を…お前達が自ら悟るようにする。私は決して放棄しない…と農民の代表を斬り捨てるトンマン王女であった。・・・必ず、そうする…と誓うトンマン王女。
次話へ。