「奇皇后」1話

「奇皇后」1話

ハジウォン(キスンニャン役:高麗出身で元国の皇后)、チュジンモ(ワンユ役:高麗の国王)、チチャンウク(タファン役:元国の皇帝)、ペクチニ(タニシルリ役:ヨンチョルの娘、タファンの正室)、キムソヒョン(ファンテフ役:タファンの叔母)、チョンクァン(ヨンチョル役:元国最高の功臣)、イジェヨン(ワンゴ役:高麗王族出身の功臣)、キムヨンホ(ペクアン役:元国右丞相)、イムンシク(パンシヌ役:高麗王の宦官)、ユンヨンヒョン(チョンバキ役:高麗王配下)、キムチョンヒョン(タンギセ役:ヨンチョルの長男)、チンイハン(タルタル役:ペクアンの甥)、チャドジン(タプチャヘ役:ヨンチョルの次男)、キムミョンス(カジオ役:軍長、スンニャンの父)

道端で。
奴隷として、元国に連れていかれるスンニャンとスンニャンの母。
その光景を見て、何で女性達を縛っているのかと聞く高麗王子、ワンユに、逃げた奴隷だと答えるタプチャヘ。縄を解いて、怪我の治療をしてやれと言うワンユ王子に、俺に命令しているのか・・・と怒るタプチャヘ。

何で、行進が送れているのかと聞くタンギセに、高麗王子が縄を解けと言っていると話すタプチャヘ。王子は大国の捕虜だということを忘れたみたいですね。今回、1回だけは許すが、これ以上の干渉は許さないと言い放つタンギセであった。

牢獄の前で。
配下に牢獄を開けさせ・・・逃げろと言うワンユ王子。
逃げる高麗人に弓矢を放つ元国兵士。
スンニャンの母も弓矢で射られ、スンニャンが射られる危機一髪のところをスンニャンの盾になり、母が弓矢を背中に・・・一緒に崖から落ちるスンニャン。

この指輪はお前の父がくれた物よ。お前の父はまだ生きているの。開京に行って、この指輪と同じ、キ氏・・・と言い、息絶えるスンニャンの母。死なないで・・・と泣き続けるスンニャン。

雨の中。
死人の前で、俺の罪だ。力がないから可哀想な民を守ることができなかったと嘆くワンユ王子。そこへ、無能な親は子供を殺し、無能な王は、数多くの臣下と民を殺す王子は王になる資格はありません。無能で、馬鹿だから・・・高麗のことを思うなら、元国で骨を埋めろ・・・と言い放つワンゴであった。

ワンゴの配下の馬にはねられるスンニャン。
ワンゴの館に連れて行かれ・・・。
雨の中、ワンゴの靴を持ってきて、私を召抱えてください。必ず、恩返しをしますと頼むスンニャンであった。
恨みを晴らすため、弓矢の練習をするスンニャン。

・・・時は流れ・・・13年後・・・
成人したスンニャン。塩の密売に着手するスンニャン。

酒場で。
酒を飲んで、弓矢の試合をワンユ王子とすることになるスンニャン。
酒を飲み続け・・・矢を射続けるワンユ王子とスンニャン。
酒に酔い、的ではなく、ワンユ王子に矢を向けるスンニャン。
お前を殺してやるというスンニャンに、負けたと言えと迫るワンユ王子。
ワンユ王子の胸に吐き、寝入るスンニャン。

次話へ。