「大王の夢」64話 65話

「大王の夢」64話 65話

チェスジョン/青年期 チェサンウ(キムチュンチュ王役・ムヨル大王)、キムユソク/青年期 ノヨンハク(キムユシン役)、パクジュミ/青年期 ソンジュア(善徳女王:トンマン王女役)、イヨンア/青年期 キムヒョンス(スンマン皇后役)、チョンドンファン(キムヨンチュン役:キムチュンチュの父)、チョギョンスク(チョンミョン王女役:キムチュンチュの母)、チョソヨン(ポリ宮主役)、リナトグレース(ウンミョン皇后役)、ミンジア(ポフィ役)、チェイルファ(キムリヒョン役)、新羅真平王、金色狐(刺客)、ビヒョンラン(鬼門の首領)、葛文王(カルムナン王)、上大等(サンデドゥン:キムユシンの祖父)、ポブミン:チュンチュの息子

【64話】

ムヨル大王の御前で。
ユシン兄貴がヨンゲソムンと内通している事実が判明すれば、王命で連行しろと息子に命じるムヨル大王。

ヨンゲソムンとの会談で。
俺は三韓統一の大儀を邪魔するものは誰であっても許さない。それが俺が一生忠誠を誓った新羅の大王であっても・・・斬ると言うキムユシンに、ユシン公が決意すれば、高句麗軍3千を与える。王宮に進軍し、朝廷を掌握することができるだろうと言うヨンゲソムン。
俺は大王陛下に反逆することはない。朝廷の親唐派を全て一掃した後に、大王を説得し、百済に常駐する唐軍を打つ。そうすれば、唐と新羅の連合軍が高句麗を攻撃することはなくなるだろう。高句麗の兵を借りて挙兵するという意味ではなく、北韓山城を攻撃している高句麗軍を撤退させてほしいと願い出に来たのだ。そうしてくれるなら、高句麗と唐との戦いが起こった時、我ら新羅は高句麗の後方を攻めることはない。俺の名前にかけて、約束すると言うキムユシンだが・・・キムチュンチュが王座にいる限り、ユシン公の約束は守られない。ユシン公が高句麗の攻撃を防ぐなら、キムチュンチュは唐と新羅の名分で、ユシン公を処刑すると言い放つヨンゲソムン。

【65話】

ムヨル大王の御前で。
キムユシンからの書簡が・・・。
私と太子殿下は、親唐派を一掃し、朝廷を正そうと挙兵しただけで、王室に反逆する気はひとつもありません。親唐派は太子殿下を位から落とす反逆を計画したので、彼らの反逆を鎮圧するために立ち上がったのです。太子殿下と私の忠誠を信じてください・・・と。

キムユシンと太子を逮捕しろという命を下すムヨル大王。

王の軍と対峙するキムユシンと太子殿下。
インムン(弟)、父上に伝えろ。俺を位から落としても、俺は、新羅と三韓の民のために、唐軍と親唐派と最後まで戦う・・・と言い放つボブミン太子。

ムヨル大王の御前で。
兄貴が親唐派を一掃し、唐軍と一戦を交えるなら、俺を王座から落とさないといけない。今から兄貴の挙兵は王室と朝廷に対する反逆だ。俺は新羅の君主としてどんな反逆も許さない・・・とキムユシンに言い放つmジュヨル大王。

お前は太子の資格はない。父の命に反逆団にすぎないとボブミン太子に言い放ち、去っていくムヨル大王。

次話へ。